2歳の子どもが夜なかなか寝なくて悩んでいませんか?
寝かしつけが長くかかってしまい、ママとパパもついイライラしてしまいますよね。
子どもにイライラしたことに罪悪感を感じることもしばしば。
2歳児が寝ない理由は、生活リズムやイヤイヤ期などさまざまな要因があります。
そこで、こちらの記事では、2歳が夜寝ない理由や寝かしつけのコツなどを紹介します。
イライラしない方法も紹介しますので、2歳児の寝かしつけに悩んでいる方はぜひ最後までお読みください。
2歳が夜寝ない!どうして?主な原因
ここでは、2歳児が夜寝ない主な理由を解説します。
2歳児はイヤイヤ期や寝る前の環境、生活リズムなどさまざまな要因が影響している場合があります。
どんな原因があるのか詳しく見ていきましょう。
イヤイヤ期の影響
2歳児は、多くのお子さんがいわゆるイヤイヤ期に突入しているところです。
自己主張が強くなり、自分のしたいことをできるまで泣き続けたり、ぐずったりということがあるかもしれません。
「まだ遊びたい」「寝たくない」というイヤイヤ期の自己主張が強く出て、寝ない原因になっている可能性も。
寝る前に興奮した状態になっている
寝る直前までテレビを見たり、激しい運動をしたり、興奮状態になっていることが原因の可能性も。
寝る前にテレビやスマホを見たり、激しい運動をしたりすると、脳が刺激を受けて興奮状態になってしまいます。
そのため、なかなか眠ることができないという悪循環になっている恐れがあります。
日中の活動量が少ない
日中の活動量が少ないことも理由のひとつとして考えられます。
2歳になると、体力もぐっと向上します。
お子さんの中には昼寝をしなくても1日元気なお子さんもいるほど。
日中に体を動かす遊びをしないと、体力が有り余ってしまい、なかなか寝付けない場合もあります。
日中どのように過ごすかが、夜の寝かしつけを成功させるカギです。
昼寝が長い
夜なかなか寝ない理由に、昼寝をしすぎているということも挙げられます。
さきほどもお話しましたが、2歳児は1歳のころと比べても体力がぐっと向上しています。
そのため、赤ちゃんのときのように長くお昼寝をさせてしまうと、なかなか寝付けなくなってしまう可能性も。
夜に寝ない場合は、昼寝の時間を確認して、調整するのもいいでしょう。
2歳が夜寝ないときの寝かしつけ6つのコツ
スムーズに眠りについてくれたら…と願っているママパパは多いかと思います。
そこで、ここでは、2歳が夜寝ないときの寝かしつけのコツを6つ紹介します。
寝かしつけに悩んでいる方は、こちらをぜひ試してみてください。
日中は活動的に過ごす
日中は、外で遊んだり、頭を使った遊びを取り入れるなど、活動的に過ごしましょう。
天気の良い日中は、公園で遊ばせるなど、積極的に外で体を動かすのがおすすめです。
また、体を動かすだけでなく、パズルなどの頭を使う活動を取り入れるのも良いでしょう。
雨の日なども、家で活動的に遊ぶか、支援センターや児童館などの遊び場に行って遊ぶのも◎。
日中にしっかり遊ぶことができると、子どもも満足して夜はぐっすり寝てくれますよ。
ただ、活動量が多すぎて疲れすぎると、寝なくなる恐れもあるため、バランスを見ながら活動させることが大切です。
お昼寝時間の調整
お昼寝時間を適切に調整することも、2歳児の寝かしつけのコツです。
一般的に2歳児は、日中にお昼寝が必要ですが、タイミングによっては、夜の寝かしつけに影響を及ぼす恐れがあるので注意が必要です。
お昼の時間帯に1~2時間ほど寝かせるのが理想です。
遅くても15時までにはお昼寝を終わらせられるといいでしょう。
15時を過ぎたり、2時間以上昼寝をしてしまうと、夜に寝ない可能性も。
なるべく、昼寝はお昼の時間に済ませるようにしましょう。
お風呂は早めに済ませる
お風呂も早めに入れるようにしましょう。
寝る1~2時間前には、お風呂に入れるようにすると◎。
お風呂に入ると、体温が上昇して、そのあと自然と体温が下がるタイミングで眠気を感じやすくなるからです。
夕飯を食べてからお風呂に入れるという方も多いと思いますが、もし時間が遅くなるようだったら、お風呂から先に入れるのもいいでしょう。
お風呂に入るタイミングも寝かしつけに影響するので、お風呂に入る時間を見直してみるのもおすすめです。
寝る前に子どもが興奮することをしない
テレビやスマホなど、寝る前に子どもが興奮する環境を作らないようにしましょう。
テレビやスマホのブルーライトは、睡眠の質に影響を与えるため、寝る前に見せないようにしてください。
また、寝る前に体を激しく動かす遊びをすると、子どもが興奮状態になり、なかなか寝ない場合も。
絵本を読むなど、寝る前は静かに落ち着いて過ごすようにしましょう。
絵本を読むなど寝やすいルーティーンづくり
絵本を読むなど、これをしたら寝るというようなルーティーンを作るのもおすすめです。
例えばどんなルーティーンがあるのでしょうか。
- 歯磨きをする
- 絵本を読む
- お気に入りのぬいぐるみにおやすみを言う
- 寝室で今日の出来事を話す
その子なりのルーティーンを作ることで、「もう寝る時間だ」と気持ちを切り替えやすくなり、スムーズに入眠することができますよ。
ルーティーンを確立させるには、時間が必要ですが、毎日同じことを繰り返すことが大切です。
リラックスした雰囲気を作る
眠りにつきやすい環境にするために、リラックスした雰囲気を作り出すことも大切です。
部屋の照明を暗くし、暖かみのあるやわらかい光にすることで、寝やすい環境を作ります。
子守歌を歌ったり、静かな音楽やオルゴールを流して、気持ちを落ち着かせてあげるのもいいでしょう。
手や足を優しくさすってあげるのも◎。
早く寝てほしいとつい焦ってしまいますが、ママやパパもなるべくリラックスした気持ちで寝かしつけられると良いですね。
どうしても寝ないときは寝たふりをしてみる
さまざま対策をしてみたけれどどうしても寝ないときは、寝たふりをしてみるのも方法のひとつです。
話しかけられても寝たふりを続けていると、子どももつまらなくなって自然と寝てしまうことも。
子どもの安全は確保しつつ、どうしても寝ないときは試してみるのもおすすめですよ。
2歳が夜寝なくてもイライラしない方法
イライラしないようにとは思っているものの、毎日夜の寝かしつけに時間がかかると「早く寝て!」とイライラしてしまいますよね。
なるべくイライラしないようにはどうすればいいのでしょうか。
ここでは、2歳が寝なくてもイライラしない方法について紹介します。
寝かしつけ後の用事を作らない
子どもを寝かしつけたあとには、なるべく家事などの用事を作らないようにすると、イライラが軽減するかもしれません。
寝かしつけに時間がかかると、寝た後にやろうと思っていた家事や仕事をうまくこなすことができないため、焦りからイライラが募ることも。
なるべく、寝かしつけ後に用事を作らないようにすると、気持ちに余裕ができて、「寝なくてもいっか!」くらいのゆったりとした気持ちで寝かしつけに臨めますよ。
一緒に寝て朝活する
夜は子どもと一緒に寝て、朝に自分の時間を作るというのもいいでしょう。
寝かしつけが遅くなって、なかなか自分の時間を持てないことがイライラの要因になっている場合、子どもと一緒に寝て朝活するのもおすすめです。
朝早起きすることで、家事や趣味の活動など、自分の時間をゆっくりと持つことができます。
朝日を浴びながら、自分の時間を持てると、すっきりとリフレッシュできて◎。
子どもから少し離れてみる
どうしてもイライラが収まらないときは、子どもの安全を確保して少し離れてみましょう。
ずっと寝ない子の相手をするのは、精神的にもしんどいですよね。
自分の気持ちが落ち着くまで、別の部屋にいたり、少し離れた方が良い場合も。
離れたことで気持ちがラクになって、イライラする気持ちをコントロールできますよ。
ただし、子どもから少し離れる場合は、子どもの安全を確保した上で離れるようにしてくださいね。
2歳夜寝ない問題 原因を探って焦らず乗り越えましょう
こちらの記事では、2歳が夜寝ない理由や寝かしつけのコツやイライラしない方法を紹介しました。
2歳児が寝ない理由は、イヤイヤ期や生活リズムの乱れなど、さまざまな要因があります。
日中の活動量を増やしたり、お昼寝時間を調整するなどすると、寝かしつけがスムーズにいく場合も。
寝かしつけ中にイライラしてしまうときは、一緒に寝て朝活をしたり、ときには子どもと少し距離を置くのもいいでしょう。
2歳の子どもが寝ないと悩むママ・パパは多くいます。
2歳の子どもがなぜ寝ないのかの原因を探りながら、大変ですが焦らず乗り越えましょう。
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