保育園のお弁当箱のサイズの目安

この春から保育園入園が決まり、4月からお弁当作りをスタートさせるママパパのみなさん!
お弁当箱の準備はお済みですか?

子どものお弁当箱はどのくらいの大きさのものを選べばいいか悩んでます
初めてのお弁当作り、大きさや容器の素材など迷うこともたくさんあるかと思います。
まずはお弁当のサイズについて、学年別に目安の大きさを見ていきましょう。
年少は280ml程度
年少クラス(3歳から4歳)のお弁当箱は280ml程度の大きさがベスト。
仕切りなどをうまく使って、コンパクトに詰め込みましょう。
ごはんとおかずの割合は、主食3:主菜1:副菜2をイメージして用意するとバランスのいい食事になりますよ。

年中は280ml~350ml程度
年中クラス(4歳から5歳)になると、個人差はありますが、280mlのお弁当箱では足りないと感じる子もいるようです。
普段の昼食の様子を保育園で確認し、足りないようでしたら小さな容器などを別に用意し、デザートやおかずをそちらに詰めたり、少し大きめのお弁当箱にステップアップするのもアリかもしれません。

年長は350ml~450ml程度
学年が上がり、年長クラス(5歳から6歳)になると、活動量も増え食べる量が一気に多くなる子どもも見られます。
しかし、保育園では食べる時間が限られているため、大きすぎるお弁当箱だとタイムオーバーになる可能性も。時間内に食べきれそうな範囲で、満足する量のお弁当箱を用意してあげましょう。

どのサイズがいいか迷ったら、「主食3・主菜1・副菜2で詰めた場合、容器とカロリーがほぼ同じになる」と覚えておくといいですよ。
その時期の子どもの1食分に必要なカロリーを調べ、適正量を推し量ってみましょう。
お弁当箱はどの種類がベスト?素材別の特徴を解説

保育園に持って行くお弁当箱は、どの素材にするのがいいのでしょう?
お弁当箱は、それぞれの保育園でのお弁当の保管方法により選び方が変わってきます。まずは通う園でお弁当の保管方法や温め方法を確認してから購入するようにしましょう。
素材別の特徴をまとめていますので、ぜひお弁当箱選びの参考にしてみてくださいね。
プラスチック製

プラスチック製のお弁当箱は、種類も多く比較的安価で手に入りやすいのでひとつは持っておくと便利。
保育園でお弁当を電子レンジで温めてくれるなら、プラスチック製にしておくと安心ですね。
ただし、色移りや臭い移りしやすい素材なので、洗うのに少し手間がかかることも考慮しましょう。

アルミ製

アルミ製のお弁当箱も、昔から根強い人気がありますね。
アルミニウムは熱伝導率が高く、中身を素早く冷やしたいときに持ってこいの素材。保冷剤などをうまく使うと、衛生面でも安心できそうです。
軽くて持ち運びに便利、さらに汚れも落としやすいのもうれしいポイントですが、電子レンジや食洗器はNGのものがほとんど。
保育園でレンチンのサービスがある場合は使えませんので事前に確認しましょう。
また、アルミ製のお弁当箱はお米がくっつきやすいというデメリットも。ラップなどを使いごはんが直接触れないよう工夫するのがおすすめですよ。

ステンレス製

ステンレス製のお弁当箱も人気の素材のひとつです。

ステンレスとアルミの違いって何ですか?
アルミ製より硬く丈夫なステンレスは、耐久性に優れ、さびに強く、食材の色移りや臭い移りもしにくくお手入れが簡単なのが特徴。
アルミ製弁当箱に比べデザインのバリエーションが少ないのと、アルミ製より重いものが多いので、子どもに持たせるときには注意しましょう。

保育園によって、お弁当箱の素材が限られる場合もありますので、詳しくは事前に保育園に確認してから購入を検討してみてくださいね。
保育園のお弁当箱選びのポイント

保育園でのお弁当箱選びは、どのような点に注意すればいいのでしょうか?
ひとつずつ見ていきましょう。
完食する喜びを味わえるサイズに

保育園でのお弁当は、子どもが時間内に食べきれるサイズのものを選びましょう。
この時期の子どもは、「完食できた!」という達成感が、のちの食生活に大きな影響を与えるケースも少なくありません。
たくさん食べてほしい親心もとてもよく分かるのですが、保育園でのランチタイムは時間の制限があるので、その時間内にお弁当箱を空にできるようサイズや量を調整してみてください。
保育園でのランチタイムの様子などを、保育士の先生たちにこまめに確認してみてもいいかもしれませんね。
耐熱容器が便利

お弁当箱は耐熱容器が◎。
先ほどもお話しましたが、保育園によってはお弁当を電子レンジでチンしてくれるところもあります。
その場合は耐熱容器や電子レンジOKなお弁当箱を用意する必要があります。
隙間なく詰められる形が◎

子どものお弁当は、詰めやすさも大事なポイント。
持ち運びの際にどちらかに寄ったりぐちゃぐちゃにならないためにも、お弁当箱の中身はできるだけ隙間なく埋められる形が理想的です。
長方形のお弁当箱は、おかずを埋めると比較的隙間ができにくい形。
楕円形や丸型は、角がないためその部分に隙間ができやすいので、シリコンカップなどでうまく調整しましょう。
お手入れのしやすさも重要

毎日使うお弁当箱は、お手入れのしやすさも重要なポイント。
「今からお弁当箱洗わなきゃ…」と、毎回憂うつになってしまうタイプのお弁当箱は避けましょう。
ラップやシリコンカップなどを活用して、お弁当箱自体を極力汚さない工夫をするのもアリですよ。
お気に入りのお弁当箱で毎日のランチをハッピーに
お弁当がある保育園に通うおうちは、給食のある保育園に比べ大変な場合も多いと思います。
その反面、子どもの好みに合ったものや、ママパパが食べさせたい食材を使ってかわいらしいキャラ弁を作ったりと、楽しめる部分もたくさんありますね。
お気に入りのお弁当箱を見つけ、毎日のランチをハッピーに過ごせるよう願っています。
コメント