「2歳のはさみ、どんなものを選べばいいのかな?」と迷っていませんか? はさみは手先の発達を促すだけでなく、「自分でできた!」という達成感も育ててくれるアイテム。でも、まだ小さいし、本当に使えるのか、どんなはさみを選べばいいのか不安になりますよね。
この記事では、2歳の子どもにおすすめのはさみを紹介します。はさみデビューのタイミングや選び方、安心して使えるためのコツもあわせて紹介しているので、はじめてのはさみ選びにぜひ役立ててくださいね。
はさみデビューはいつから?

子どもにはさみを使わせるタイミングって、ちょっと悩みますよね。「もう使わせていいの?」「まだ早い?」と迷う方も多いと思います。
はさみは年齢で判断するというよりも、その子の発達に合わせてスタートするのがポイントですよ。ここでは、はさみデビューにぴったりな時期や、興味を持ち始めるサインについて紹介していきます。
はさみデビューは約束が守れる・手先が動くかが目安

2歳ごろになると、はさみに興味を持ち始める子も増えてきますが、使い始めのタイミングは「約束が守れるかどうか」がひとつの目安になります。「これは触らないでね」「ちょっと待っててね」といった簡単な指示が理解できて、行動にうつせるかがポイントです。
また、手先の動きがある程度スムーズで、シール貼りや折り紙など細かい作業を楽しめるようになっていれば、はさみデビューも近いかもしれません。お子さんのペースに合わせて少しずつスタートしてみましょう。
2歳ははさみに興味を持つ時期

2歳ごろは、大人のすることに興味津々な時期。「ママやパパが使ってるはさみ、ぼくもやってみたい!」と感じる子も少なくありません。
とくに、シールを貼ったり折り紙を折ったりといった細かい手作業が楽しくなってくると、自然と切ることにも興味が出てきます。はさみを手に取りたがるのは、成長のサインのひとつですよ。
そんなときは、まずは親子で一緒に紙を切ってみるなど、楽しく触れ合うことから始めてみましょう。
2歳向けの子ども用はさみの選び方

はさみは、ただ小さいだけではなく、使いやすさや安全面への配慮がされているかがポイントになります。
子どもの手のサイズや力に合っているかどうかはもちろん、ケガを防ぐ工夫や素材の違いなどもチェックしたいところ。ここでは、はじめてのはさみ選びで失敗しないために見ておきたいポイントを紹介します。
ケガを防ぐ工夫に注目

はじめてのはさみ選びでまずチェックしたいのが、ケガをしにくい工夫があるかという点です。
たとえば、刃先が丸くなっていたり、プラスチックのガードがついていたりするタイプなら、誤って触れてしまっても手を傷つけにくくなっています。
使っていないときに刃がむき出しになるのが心配な場合は、専用のケース付きのはさみを選ぶのもおすすめですよ。

力の弱い子どもでも切れる設計

2歳の子どもは、まだ手の力が弱く、はさみを開いたり閉じたりする動きが難しいこともあります。そんな時は、開閉をサポートするバネ付きのはさみがおすすめ。少ない力でもスムーズに動かせて、「切れた!」という達成感にもつながります。
また、グリップ部分がやわらかい素材でできているものなら、手が痛くなりにくくて◎。最初はストレスなく使えるはさみを選んで、少しずつステップアップしていきましょう。
小さな手でも持ちやすいサイズ・グリップ

2歳の子どもには、大人と同じサイズのはさみはまだ持ちづらいもの。指の入れ口が大きすぎると指が安定せず、うまく動かせないこともあります。
子ども用はさみは、手のサイズに合わせて作られているものを選ぶのが基本。持ち手が小さく、しっかり握れるデザインだと、切る動作もスムーズです。お子さんの手にしっくりくるサイズ感を大切にしましょう。
利き手にあったはさみ

はさみを使いやすくするためには、利き手に合ったタイプを選ぶことも大切です。左利きの子には左利き用を、右利きの子には右利き用を用意してあげると、スムーズに切る練習ができます。
まだ利き手がはっきりしていない場合は、左右どちらでも使える両利き対応タイプが◎。両利きのものだと、兄弟で共有したいときや、お友だちと使う場面でも使いやすくて便利ですよ。
素材もチェック

子ども用はさみを選ぶときは、刃の素材にも注目してみましょう。はじめて使うなら、手を切りにくいプラスチック製のはさみからスタートするのもひとつの方法です。
ただし、プラスチック刃は切れ味が控えめなので、厚みのある紙などは切りづらいことも。慣れてきたら、よく切れるステンレス製にステップアップしてみましょう!使う目的や子どもの成長に合わせて、素材を使い分けてみてくださいね。
2歳も使える!おすすめのはさみ5選

ここからは、2歳のはさみデビューにぴったりなおすすめアイテムを紹介します。
使いやすさや持ちやすさ、ケガを防ぐ工夫など、初めての1本にうれしいポイントがそろったはさみを厳選!子どもの「やってみたい!」を応援してくれるアイテムばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コクヨ 学習はさみ

軽い力ですいすい切れるコクヨの学習はさみ。ハイブリッドアーチ刃とエアークッションハンドルで、手にやさしくフィット。グルーレス刃だから、テープものりもべたつかず快適です!工作がもっと楽しくなりますよ。
くもん はじめてのはさみ

くもんの「はじめてのはさみ」は、2歳から使えるはさみデビューにぴったりのアイテムです。持ち方がわかりやすい2色ハンドルや、開く力をサポートするスプリング付きで、切る動作もスムーズ。スプリングは成長に合わせて収納できるので、長くつかるのも魅力です。
コクヨ はじめてのハサミ

コクヨの「はじめてのハサミ」は、プラスチック製なのによく切れるハサミデビューにぴったりの一本。マイクロギザ刃で紙が逃げにくく、刃先は丸くて扱いやすいのも特徴です。練習用シート付きで、親子で楽しくはさみの練習ができそう♪
ギンポー あんぜんはさみ

ギンポーの「あんぜんはさみ」は、初めてのハサミ練習にぴったり!プラスチック製でも紙がしっかり切れて、スプリング付きで開閉もスムーズに。楽しい練習シート5枚付きなのもうれしいポイントです♪
ミッフィー はじめてのはさみ

ミッフィーの「はじめてのはさみ」は、プラスチック製で手を傷つけにくく、初めての練習にも安心して使えます。ミッフィーのかわいさとシンプルさを兼ね備えたデザインで、初めての道具にぴったり!ギフトや入園祝いにもおすすめですよ。
2歳児がはさみを使うときの注意点

はさみデビューには、道具選びと同じくらい使い方のルールも大切です。2歳はまだ集中力が続きにくく、思いがけない動きをすることもある時期。だからこそ、道具だけでなく使うときの環境も整えておきたいところです。ここでは、はさみを安心して取り入れるためのコツを紹介します。
ルールを決める

はさみを使うときは、あらかじめ「これだけは守ろうね」という約束を決めておくことが大切です。
例えば、使うときは必ず座ること。立ったままだと転んでしまう危険があるからです。また、刃先は人に向けないことや、使い終わったら片付けておくことも基本ルールにしておきましょう。
切っていいのは紙だけ、と伝えるのもポイント。おもちゃや服を切ってしまう前に、あらかじめ「切るものはこれだけだよ」と伝えておくとスムーズです。少しずつ繰り返して、身につけていけるといいですね。
大人がしっかり見守る

2歳の子どもがはさみを使うときは、大人がそばで見守ることがとても大切です。はさみは慣れるまでにコツが必要な道具なので、うまく切れなかったり、思わぬ動きをしたりすることもあります。
もし手が止まったり困っている様子があれば、一緒にやってみせたり、声をかけたりしてサポートしてあげましょう。「見てるよ」「できたね」と声をかけるだけでも、子どもにとって大きな励みになりますよ。
2歳ではさみを楽しくスタート!親子で成長を見守ろう
ここまで、2歳におすすめのはさみや選び方のコツ、使い方のポイントを紹介してきました。
はさみは手先を使うだけでなく、「できた!」という自信にもつながる道具。最初はうまくいかなくても、少しずつ慣れていく姿を見守りましょう。
ルールを伝えたり、隣で見守ったりしながら、無理なく始めるのがポイント!ゆっくり焦らず見守っていきましょう。
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