妊娠中の通勤、体調がすぐれない日や満員電車の時間帯は特につらいですよね。「無理をせず働きたいけれど、どう工夫すればいいの?」と悩む妊婦さんは少なくありません。
この記事では、妊娠中の通勤でよくある悩みとその対処法、そして快適に過ごすための便利グッズを紹介します。
厚生労働省のガイドラインをもとに、安全に通勤を続けるための工夫をやさしく解説しますので、
自分のペースで働きたい方はぜひ参考にしてください。
妊娠中の通勤でよくある悩み

妊娠中は、体調の変化やお腹の大きさによって、これまで何気なくできていた通勤が一気に負担になることがあります。
ここでは、よくある3つの悩みと、その場面ごとの対処法を紹介します。少しの工夫で心身の負担を減らせるので、自分に合った方法を見つけてみましょう。
つわりや貧血で電車やバスがつらい!
混雑している乗り物に乗っているとつわりがひどくなり毎朝ツライです…
妊娠初期〜中期にかけて多くの方が悩むのが「つわり」や「貧血によるふらつき」。立ちっぱなしや人混みの中で体調が悪化することもあります。
そんなときは、無理せず休むことが第一です。通勤途中で体調が悪くなったら、次の駅で降りて休憩を取る勇気を持ちましょう。そのためにも、いつもよりも少し早めの電車に乗っておくと気持ちにもゆとりが持てます。
また、マタニティマークを見える位置につけておくと、周囲に妊娠中であることが伝わりやすくなり、席を譲ってもらえることもあります。
通勤時の工夫としては、
- 朝の混雑を避けて「少し早めに出る・遅めに出る」など勤務時間を調整する
- 優先席付近に立ち、体調が悪いときに座りやすい位置を確保する
- 医師の診断書や「母性健康管理指導事項連絡カード」を利用して、勤務時間の短縮や通勤緩和措置を相談する
といった対策が有効です。
お腹が大きくなってくると満員電車が不安になる
満員電車の中でお腹が圧迫されないか心配です
妊娠中期以降はお腹のふくらみが目立ち、満員電車での圧迫や転倒が心配になります。混雑時の通勤が避けられない場合でも、いくつかの工夫でリスクを減らせます。
まずは通勤時間をずらすこと。始業時間を少し遅らせてもらう、在宅勤務や時差出勤を検討することで、身体への負担を大きく減らせます。
会社の上司や人事担当に早めに相談しておくと、柔軟な働き方を提案してもらえる場合があります。
通勤時には、
- 電車の車端部(ドア横など)で圧迫を避ける
- エレベーターやエスカレーターを使い、階段は無理せず避ける
- スマホアプリで混雑状況を確認して、比較的空いている車両を選ぶ
といった方法もおすすめです。
安全を優先し、少しでも「怖い」「不安」と感じたら、在宅や休暇も選択肢に入れてみましょう。
歩く距離や荷物の重さが負担!
駅までの道のりや階段が地味にしんどいです
通勤ルートに階段や長い坂道があると、妊娠中は想像以上に体力を使います。さらに、パソコンや書類などの重たい荷物は腰や骨盤に負担をかけてしまうことも。
対策としては、
- リュック型バッグを使って重心を安定させる
- できるだけ軽量の通勤バッグに変える
- 荷物をロッカーに置いておき、必要最低限だけ持ち帰る
- 書類はデータ化して持ち運びを減らす
などが現実的です。
また、移動時はスニーカーなどクッション性のある靴を選ぶと疲れにくくなります。見た目よりも身体の快適さを優先することが、長い妊娠期間を安心して働くポイントです。
妊娠中の通勤を快適にする工夫

「今までと同じように通勤したいけど、最近ちょっとしんどい…」そんな気持ちを抱える妊婦さんはとても多いです。体調は日によって変わり、昨日は平気でも今日は立っているのがつらい、ということもありますよね。
ここでは、無理をせずに働き続けるためのちょっとした工夫を紹介します。体調や気持ちに合わせて、できることから取り入れてみましょう。
体調に合わせて「がんばりすぎない」スケジュールにする

妊娠中は「迷惑をかけたくない」「できるだけ普段どおりに」と思うあまり、つい無理をしてしまう方が多いもの。
でも、体調が変わりやすい時期こそ「少し余裕を持つ」ことが何より大切です。
朝の支度や通勤時間に10〜15分ゆとりを作るだけでも、慌てることが減り、心の余裕が生まれます。電車では階段を避けてエレベーターを使ったり、昼休みに短い休憩を取るのも立派な工夫です。 もし体調が安定しない日が続く場合は、在宅勤務や時短勤務の相談をしてみましょう。
厚生労働省でも、妊婦の健康状態に応じた勤務調整を認めています。「頑張りすぎない働き方」を選ぶことは、赤ちゃんと自分の身体を守る大切な選択ですね。
職場とのコミュニケーションを工夫する

妊娠の報告は少し勇気がいりますよね。でも、職場に早めに伝えておくことで、無理のないスケジュールや仕事の分担を相談しやすくなります。
在宅で対応できる業務は在宅に切り替えるなどの対応も、早めに相談すると会社側も対応しやすいかもしれませんね。
報告の際は、
- 「最近体調に波があり、ご迷惑をおかけするかもしれません」と素直に伝える
- 「この業務は控えたい」「この時間帯なら対応できます」といった具体的な希望を添えると、相手も対応しやすくなります。
「頼ること」は甘えではなく、安心して働くための準備です。しっかり相談したほうが、周りもサポートしやすい場合もあるかもしれません。
服装や靴を見直して身体への負担を減らす

朝の通勤時、「靴がきつい」「腰が重い」と感じることはありませんか?それは身体ががんばっているサインかもしれません。
マタニティウェアや伸縮性のあるボトムスを選ぶと、お腹まわりが楽になり、動きやすくなります。
靴はヒールよりもクッション性のあるスニーカーやフラットシューズが安心。むくみが気になる方は着圧ソックスを取り入れてもいいでしょう。
冷えが気になるときは、職場にブランケットを置いたり、カーディガンを羽織るのもおすすめです。「少しでも楽に過ごせる工夫」を積み重ねることで、毎日の通勤がぐっと心地よくなります。
妊娠中の通勤を助けるおすすめ便利グッズ

「通勤をもう少しラクにできたら…」と思ったことはありませんか?
妊娠中は、体調の変化やお腹の重みで今まで平気だった移動がつらく感じることもあります。そんなときに役立つのが、妊婦さんの体をサポートしてくれる便利グッズです。
ここでは、通勤時間を少しでも快適にするおすすめアイテムを紹介します。
ワコール「産前&産後兼用マタニティベルト」で腰の負担を軽減
長時間の立ち姿勢や電車の揺れで、腰や骨盤に負担を感じやすい妊娠期。
そんなときにおすすめなのが、ワコールの産前&産後兼用マタニティベルトです。
骨盤まわりをやさしく支え、姿勢を安定させてくれます。 ベルト位置がズレにくく、座っても違和感が少ないため、通勤中も快適。立ちっぱなしの仕事や移動が多い方にも心強いアイテムです。
無印良品「肩の負担を軽くするリュック」
通勤に使う荷物の負担を減らしたいプレママには、無印良品の首の負担を軽くするリュックがおすすめです♪
肩への圧力を分散してくれる肩ベルトを採用。妊娠中の体の負担を軽減させる効果が期待できます。
撥水加工も施されているので、使い勝手も抜群。働く妊婦さんの強い味方になってくれるはずです。
アシックス「ペダラ ウェーキングシューズ」で通勤の足元を快適に
足のむくみや疲れが気になる妊婦さんにぴったりなのが、アシックスのペダラシリーズ。
クッション性が高く、足裏にかかる衝撃をしっかり吸収してくれます。 滑りにくいソールで、駅の階段やホームでも安心。
通勤中の転倒リスクを減らし、足元から快適さをサポートします。
ジェラートピケブランケットで冷えからお腹を守る
冷えは妊婦さんの大敵。ジェラートピケのブランケットは、ふんわりとした肌触りで、デスクワーク中や電車内でも快適に使えます。
保温性が高く、腰やお腹まわりをしっかり温めてくれるので、冷えが気になる季節にもおすすめ。
かわいいデザインで気分もやさしく包み込まれます。
無理のない範囲で妊娠中の通勤を工夫しましょう
妊娠中の通勤は、体調や環境によって「今日は大丈夫」「今日はちょっとつらい」と感じ方が変わるものです。
がんばりすぎず、自分の体の声に耳を傾けながら、できる範囲で工夫していくことが何より大切です。
もし「通勤が負担に感じる」「立ち仕事がつらい」と思ったら、医師に相談し、「母性健康管理指導事項連絡カード」などを活用して勤務調整をお願いすることもできます。
厚生労働省の情報も参考に、快適なマタニティライフを目指しましょう。



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