Q.離乳食のジャムはいつから?注意点は?

今回のご相談
1歳の子どもと一緒に食パンを食べていると、わたしが使っているジャムを自分のパンにも!と欲しがります。糖分が気になるのでまだ与えていないのですが、ジャムはいつから食べることができますか?あげるときの注意点があれば教えてください。

A.ジャムは離乳後期以降から、砂糖不使用タイプや手作りでヘルシーなものから与えましょう。

ジャムは一般的に砂糖が多く入っていて甘いので、あげる時期や量が気になりますよね。

まず、離乳食でジャムを与えるのは後期以降にしましょう。

今は“砂糖不使用”という商品もありますので、まずはこういったものから試していくのが安心かと思います。

注意点としては、ジャムのなかでも“オレンジ・キウイフルーツ・バナナ・もも・りんご”はアレルギー症状を起こしやすい「特定原料等28品目」に該当していますので、最初にあげるときはごく少量からにしましょう。

このほかにも果物にはアレルギー症状を起こす食材もありますので、初めての際には注意してください。

市販のジャムだけでなく、いちごやブルーベリーなどたくさん手に入ったときには手作りしてみるのもよいでしょう。手作りであれば、砂糖の量など調節できますね。

また、ジャムの中には素材がゴロゴロと大きめに仕上がっているものもありますので、その際は喉に詰まらせたりすることのないように事前につぶしてからあげるようにしましょう。


■回答してくれたのはこの方■

管理栄養士山本さん

山本 理江 やまもと まさえ 先生

管理栄養士・フードコーディネーター。乳幼児健診での食事指導や離乳食~幼児食教室に携わる。食育講演、子育てに関する講演および料理教室なども行っている。


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