Q．食べさせ方のコツは？

A.　椅子や抱っこで食べさせましょう。スプーンは下唇にあてて上唇が降りてきたら引き抜くと◎。スプーンは口に入れすぎないで！

離乳食の開始時期は、5～6か月ごろになります。まず開始の目安として、ポイント5つから確認してみましょう♪

• 生後5か月が過ぎていること
• 首が座っていること
• 寝返りが打てること
• 支えなくてもおすわりができること（5秒以上）
• 食べ物に興味をもっていること

初めての離乳食の食べさせ方は、食事用の椅子に座るもしくは、膝の上で抱っこして支えます。まずは下唇に当てて、上唇が降りてきたら引き抜きます。このとき、スプーンは唇より奥には入れないようにしましょう！

嫌がるときは無理に食べさなくても大丈夫

離乳食で赤ちゃんが嫌がる場合は、理由として「押し出し反射」があります。赤ちゃんが吸えないものが口の中に入ったときに、反射的に口の外に押し出してしまう現象です。

防ぐためにはスプーンを赤ちゃんの口の中に入れすぎないこと。これを意識してあげてみましょう！

それ以外にも、先に母乳やミルクでお腹が空いていなかったり、はじめての食感で、舌触りや味を嫌がる場合もあります。そんなときは無理をせず「お口に入れることができたね」「はじめてのご飯どんなお味かな？」など、お話をして終わりにしてOK！

また、トロトロになるまで裏ごししたり、離乳食に母乳やミルクを混ぜたりするのもおすすめですよ。

■回答してくれたのはこの方■

阿部 亜梨紗 あべ　ありさ 先生

Mlsa（メルサ）BB Nurseryschool代田園園長。保育士歴14年の経験を活かし、企業主導型保育園を運営。幼児教育も含め、これまで延べ500名ほどの子どもたちを担当し、子どもたちがよりよい環境で成長できる保育園を目指している。

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