バウンサーとハイローチェアどっちがいい?違いや特徴をチェック
赤ちゃんとの生活で役立つ便利グッズ、バウンサーとハイローチェア。どちらも家の中での赤ちゃんの居場所として活躍しますが、そもそもこのふたつの違いはご存じでしょうか?
バウンサーとハイローチェアは、実は似て非なるもの!そもそも使う目的に違いがあるんです。
まずは、それぞれの特徴をみていきましょう。
バウンサーとは
バウンサーは、赤ちゃんを乗せてゆらゆら揺れるベビー用品。
主に赤ちゃんをあやす目的で使われ、赤ちゃん自身の体重で縦揺れするバウンシングタイプや、手動で前後左右に揺れるロッキングタイプなど、揺れ方により種類分けされています。
使用期間は生後1か月ごろから2歳ごろまでとしている商品が多く、普段は横になっている姿勢や目線を変えられるため、赤ちゃんが機嫌よく過ごしてくれる便利グッズです。
ハイローチェアとは
ハイローチェアは、赤ちゃんの簡易ベッドとして開発された商品です。フラットになるので、赤ちゃんが横になってそのまま寝かしつけOK!手動や電動でゆらゆらスイングする機能がついており、新生児期から使える育児お助けグッズのひとつです。
その名の通り座面の高さが変えられるため、ママパパが使いやすい高さで赤ちゃんをお世話できます。
リクライニング機能がついているので、ハイローチェアに乗せておむつ交換ができたり、離乳食用のイスとして使えるのもうれしいポイント。
それぞれの特徴を比較してみましょう。あくまで一般的な特徴ですので、詳しくはそれぞれの商品の説明書などをよく確認してくださいね。
重さ | コンパクトさ | 使用期間 | 価格 | |
---|---|---|---|---|
バウンサー | 2~4kg程度 | ○ | 生後1か月~2歳程度 | 安め |
ハイローチェア | 7~12kg程度 | △(幅をとるものが多め) | 新生児~4歳程度 | バウンサーに比べ割高 |
ハイローチェアのほうが割高だけど長い期間使えそう
しかし、注意点も。バウンサーやハイローチェアは、寝返りやハイハイができるようになると黙って座っているのを嫌がる赤ちゃんもいるようです。
説明書に書かれている期間よりも短めの使用となることを想定したうえで、購入を検討しましょう。
バウンサーのメリットとおすすめの使用シーンは?
バウンサーとハイローチェア、それぞれの特徴を理解したところで、次にそれぞれを使うメリット・活躍しそうな使用シーンを解説していきます。
バウンサーには、どんなメリットがあるのでしょうか?
コンパクトに置ける
バウンサーは、ハイローチェアと比べてもコンパクトで場所をとらないのがメリット。
ママパパが作業をしながら、台所やお風呂の脱衣所などのちょっとしたスペースに置いて使うこともできちゃいます!
使わないときには簡単に折りたためてコンパクトになる商品も。収納スペースをあまりとりたくないご家庭にはおすすめです。
持ち運びがラクチン
バウンサーは2~4kg程度の軽量タイプのものが一般的。部屋を変えて使用したい場合でも、簡単に持ち運べてすぐに設置・使用できるのがうれしいポイントですね。
2階建ての家に住んでいると、階段での持ち運びになるからバウンサーが便利そう
リビングだけでなく、さまざまなシーンでバウンサーを使いたいママパパには、持ち運びが便利なうえ、バウンサー本来の赤ちゃんのあやし機能が充実しているタイプがおすすめです。
ハイローチェアに比べて低価格
バウンサーには、ハイローチェアと比べて比較的リーズナブルなものが多いのも特徴。赤ちゃんが生まれて物入りな時期に、安くゲットできるのは助かります!
バウンサーの活躍が期待できるシーンはこちら。
・ワンオペでの入浴の際、風呂場の脱衣所にちょっとした赤ちゃんの待機場所がほしいとき
・2階建て以上の家で、さまざまな部屋に持ち運んで使いたいとき
ハイローチェアのメリットとおすすめの使用シーンは?
続いてはハイローチェアのメリットについてみていきましょう。
高さ調節ができる
ハイローチェアの一番の魅力は、なんといっても高さを調節できること!
ママパパの使いやすい高さで赤ちゃんのお世話ができちゃうんです。
立ったまま赤ちゃんのお世話をしたい場面って意外と多いんですよね。そんなときにはハイローチェアがぴったりです。
低い位置から赤ちゃんを抱っこすると腰に負担がかかる。ハイローチェアなら立ったまま楽に抱っこができそう!
なかには、6段階の高さが選べるハイローチェアも。身長差があるママとパパでも、それぞれちょうどいい高さでお世話できちゃうかも!?
おむつ替えや食事ができる
ハイローチェアは、赤ちゃんを寝かしつけるだけでなく、フラットに倒しておむつ替えができたり、リクライニングを立ててイスとして使用することも可能。
一台で何役もこなしてくれるのはとっても便利ですよね。寝かしつけだけでなく、チェア機能も充実させている商品もぞくぞく登場しています。
キャスターで移動可能
ハイローチェアにはキャスターがついており、同じ階ならリビングから寝室など、移動が可能です。
バウンサーと比べて重いのがデメリットとも言えるハイローチェア。手で持って運ばずに済むのは助かりますね。
ただし、多くの商品は赤ちゃんを乗せてのキャスター移動はNGとしています。それぞれの商品の取扱説明書をよく確認しましょう。
ハイローチェアの活躍が期待できるシーンはこちら。
・部屋の掃除をするとき、ホコリが舞うのが気になる場合
・ダイニングテーブルなどで一緒に食事をしたいとき
使用シーンに合わせてバウンサー・ハイローチェアを選ぼう
バウンサーもハイローチェアも、どちらも違った用途や魅力が満載。もちろん両方買ってみてもいいですし、実際の使い勝手を確かめるためにレンタルしてみるのもいいかもしれません。
ただし、どちらの商品も長時間使用に関する注意や安全ベルトの着用など、使用する際のルールが。それぞれの取扱説明書をよく読んで、安全に利用しましょう。
赤ちゃんとママパパの生活スタイルに合ったタイプのバウンサーやハイローチェアを見つけて、おうち時間を快適に過ごせるといいですね。
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