抱っこ布団を使うメリットとは?

赤ちゃんをあやしたり寝かしつけたりするときは、抱っこで対応するママパパが多いと思います。
ときには、泣いている間延々と抱っこしてゆらゆらしていることも。
そんなとき役立つのが「抱っこ布団」です。
抱っこ布団とは、抱っこするときに使える赤ちゃん用の布団(クッション)のことで、上に赤ちゃんを寝かせて布団ごと抱っこして使うことができます。


ふつうに抱っこするのと、抱っこ布団を使って抱っこするのは何が違うの?
抱っこ布団を使うことで、大人にも赤ちゃんにもうれしいポイントがあるんです!
抱っこ布団を使うメリットをみていきましょう。
背中スイッチが発動しにくい

抱っこ布団は背中スイッチ対策に役立つ便利なアイテムなんです。
抱っこでの寝かしつけでママパパを悩ませるのがずばり「背中スイッチ」。
長時間の抱っこでやっと寝てくれた赤ちゃんが、布団におろした瞬間背中スイッチが発動して目を覚ます、なんて経験をした人も多いと思います。
抱っこ布団はそのまま寝かせた場合、赤ちゃんの背中への刺激が抑えられるため、背中スイッチが発動しにくくなります。
小さいころは1日に何度もやってくる寝かしつけタイム。少しでもスムーズにやれるとうれしいですよね。
抱っこや寝かしつけがラクに

抱っこ布団は、赤ちゃんを抱っこしやすくなるというメリットもあります。
特に新生児など首のすわらない赤ちゃんは、どこを支えていいか分からず抱っこが安定しづらかった経験、ありませんか?
抱っこ布団ごと抱っこすることで、安定した姿勢を保つことが可能です。

おじいちゃんおばあちゃんや友人などに赤ちゃんを抱っこしてもらうときに使えそう
普段赤ちゃんの抱っこに慣れていない人にこそ使ってもらいたいアイテムといえるでしょう。
抱っこがしやすくなるため、寝かしつけがいつもよりスムーズにできちゃうかもしれませんよ。
慣れ親しんだ感触で赤ちゃんもリラックスできる

抱っこ布団を毎日使うことで、赤ちゃんはいつもの慣れ親しんだにおいに包まれて抱っこされることができます。
それが赤ちゃんの安心につながり、抱っこ布団で抱っこされることで泣き止んだり眠りにつきやすくなる場合も。
例えば、ママ以外の人の抱っこだと泣いてしまう赤ちゃんも、慣れ親しんだ布団の感触で抱っこされることで誰に抱っこされても泣かずにいられる、なんて効果が期待できちゃいますよ。
抱っこ布団そのまま寝かせて大丈夫?注意点をチェック


抱っこ布団で寝かしつけて、そのまま布団やベビーベッドに寝かせても平気ですか?
眠った赤ちゃんを、抱っこ布団ごと寝かせていいか不安に思うママパパも多いはず。
抱っこ布団は、正しい使用法を守っていれば、寝かしつけたあとそのまま布団に置けるアイテムです。
しかし、注意したいのは「抱っこ布団は赤ちゃんの純粋な寝具ではない」という点。そのまま寝かせるにはいくつか気をつけるべきポイントがあります。
ここでは、抱っこ布団を安全に使うための注意点をいくつか挙げていきたいと思います。
長時間の使用は避ける

まず、抱っこ布団は長時間の使用は避けるようにしましょう。
多くの抱っこ布団は、取扱説明書に夜間などの長時間利用は禁止とされています。
これは、抱っこ布団による窒息の危険性を考慮しているためです。
特に夜間はママパパも一緒に眠るので、目が届かない時間帯に万が一のことがあっては大変危険。
夜に眠るときはそっと抱っこ布団からおろして、いつもの赤ちゃん用布団の上で寝かせるようにしましょう。
仰向けで寝かせる

抱っこ布団だけに限りませんが、赤ちゃんは必ず仰向けで寝かせるようにしましょう。
うつぶせ寝は窒息の危険のほか、SIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクを高めるとされています。
抱っこ布団の上で寝かせる場合は、目の届く範囲に赤ちゃんを寝かせ仰向けで寝ているか注意を配りましょう。
寝返りを始めたら抱っこのときだけに使う

赤ちゃんが寝返りを始めたら、念のため抱っこ布団で寝かせるのは控えるのが無難です。
先ほども話した通り、寝返りができるようになると、寝ている間にうつ伏せになっていることも。
抱っこ布団はふわふわした感触のものが多いので、そのなかで鼻や口が埋もれてしまうと危険です。
寝返りを始めたらあやすための抱っこサポートアイテムとして使い、寝ているときの使用は避けましょう。
抱っこ布団を選ぶときのポイントは?おすすめ商品も紹介

続いては、抱っこ布団の選び方についてのポイントをいくつか紹介していきたいと思います。
ぜひ、抱っこ布団選びの参考にしてみてくださいね。
適度なかたさのものを選ぶ
まず、やわらかすぎる素材は避け、適度なかたさのあるものを選びましょう。
ふわふわした感触は肌触りもよく赤ちゃんも喜びそうですが、そのまま寝かせることを考えるとある程度のかたさがあるものが◎。
口コミやレビューなどを見て、へたりにくいものを選ぶと長い期間使えますよ。

通気性のよい素材のものを選ぶ
汗っかきな赤ちゃんを抱っこするアイテムなので、できるだけ通気性のよい素材のものを選ぶのがベスト。
メッシュ素材や熱のこもりにくい生地を使用しているものだと、赤ちゃんもママパパも快適に使えそうですよね。

衛生的なアイテムなら安心
毎日の抱っこに使う抱っこ布団は、洗濯できるものだと衛生的に使えて便利。
カバーや本体を丸洗いできると、ミルクの吐き戻しなどがあっても安心ですね。

抱っこ布団を正しく使って毎日のねんねを快適に
抱っこ布団は、毎日の抱っこや寝かしつけをサポートしてくれる便利なアイテムです。
使用上の注意点などは商品によって異なりますので、必ず説明書を確認してから使うようにしましょう。
使用法などを正しく守って、毎日の赤ちゃんの抱っこ&ねんねを快適なものにできるといいですね。
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