「ひらがなって、いつから教えればいいの?」と迷うパパママは多いですよね。早く覚えてほしい気持ちがあっても、年齢や発達のペースには個人差があります。
この記事では、年齢別のひらがな習得の目安や「読み」と「書き」の順番、家庭でできる練習のコツをわかりやすく解説します。
さらに遊び感覚で取り入れられるおすすめグッズも紹介。焦らず楽しく、就学前に自然と文字に親しめる工夫を見つけてみましょう。
ひらがなはいつから触れるのがいい?

ひらがなの練習は何歳ごろから始めればいいですか?
子どもの発達にはあくまで個人差がつきものです。一概に「この月齢ならひらがなを覚えられます!」とは言えません。
ここからは、どのようにひらがなと接していくとスムーズなのか年齢別での目安をお伝えします。「もう〇歳なのにひらがなの練習ができていない…」と焦ったりすることなく、本人の気持ちを重視してゆったりとしたスケジュールで楽しくひらがなに触れてみましょう。
3歳:遊びの中で文字に親しみ始める

3歳ごろになると、絵本や街中の看板などで文字に興味を示す子が増えてきます。まだ「読む」「書く」には至らなくても、「ママの名前の文字だ!」「アンパンマンの“あ”だ!」と、知っている言葉とひらがなを結びつけ始める時期です。
この頃は、学習というより、遊びや会話の中で自然に触れることが大切。無理に覚えさせる必要はなく、「知ってる!」という気持ちを育てることが学びの第一歩になります。
ひらがな表をお風呂場に置いてみたり、文字が大きめな絵本などを読み聞かせするなど、ひらがなが目につきやすい環境を整えてみるのもいいかもしれませんね。
4歳:自分の名前や簡単な言葉を読める子も増える

4歳ごろになると、自分の名前や身近な単語を読める子が出てきます。たとえば「りんご」「ねこ」など、身の回りの言葉を読めるようになると、自信や興味がさらに広がります。
ただしすべての子が同じスピードで習得するわけではなく、まだ読めない子も珍しくありません。大切なのは「できる子と比べないこと」。焦らず、本人のペースに合わせて絵本や遊びを通して楽しめる環境を整えてあげましょう。
また、4歳でひらがなの「書き」に興味が出てきたお子さんには、鉛筆の持ち方や机に座る姿勢などと併せて練習していけるといいですね。かと言って、あまり無理にやらせるとひらがな練習そのものが嫌になってしまう可能性もあるので、まずはタブレットなどを使った指でのなぞり書きからチャレンジしてみるのもおすすめです。
5歳:読み書きの基礎への挑戦が可能になる

5歳前後になると、簡単な文章を「読む」だけでなく「書く」練習に挑戦する子も増えてきます。まだ字形が不安定でも、なぞり書きや自分の名前を書くことで達成感を得られます。
この頃は小学校入学を意識し始める時期でもあるため、「書き順」や「とめ・はね」などの基礎を少しずつ意識してもよいでしょう。ただしあくまで準備段階。長時間の練習ではなく、短時間で楽しく取り組むことが継続につながります。
「鉛筆はいつから持てるようになるの?」と気になったらこちらの記事もチェック!
ひらがなは「読み」「書き」どちらが先?発達の目安を解説

ひらがなは「読み」「書き」どちらが先?どのようなステップで練習していくのがいいですか?
ここからは、ひらがなの練習の順序やステップアップの目安などを発達の観点から紹介していきます。
子どもの様子を注意深く観察しながら、タイミングに合った方法でひらがなをマスターしていけるといいですね。
読みは書きよりも先に始まることが多い

ひらがな学習は、多くの子どもが「読む」ことから自然に始まります。
絵本や看板、パッケージの文字など、身近なものをきっかけに「これは“あ”だ!」と気づき、音と文字を結びつけるようになります。これは耳で言葉を覚えるのと同じく、日常の中で繰り返し触れることで定着していくものです。
まずは絵本の読み聞かせやカード遊びを通して「知ってる!」という喜びを積み重ねていくことが、無理のないステップになります。
書く練習はなぞり書きからスタート

「読む力」がある程度ついてきたら、少しずつ「書く練習」に挑戦していきましょう。
いきなり自分で書こうとすると形が崩れてしまうため、最初はなぞり書きやシール貼りなど「手を動かして文字に慣れる」ことが効果的です。線を引く・丸を描くといった運筆の練習が、正しく字を書く準備にもつながります。
また、鉛筆よりも太めのクレヨンやマーカーのほうが握りやすく、初めてでも取り組みやすいでしょう。少しずつ「自分で書けた!」という達成感を積み重ねるのがポイントです。
鉛筆やクレヨンを持った指先の運動の発達の目安は以下の通り。
- 3〜4歳:丸や線が描けるようになる時期
- 4〜5歳:なぞり書きや簡単な文字に挑戦
- 5〜6歳:自分の名前や身近な言葉を書けるように
また、書き始めの鏡文字や文字のゆがみはひらがなの練習過程で自然なものです。焦って矯正したりせず、ゆっくりと見守っていきましょう。
発達には個人差がある

何度もお伝えしていることですが、発達には個人差があります。その子のペースに合わせたスケジュールでひらがなの練習を進めていきましょう。
ある日突然、複数のひらがなを読めるようになったり、すべてのひらがなを読める前に特定のひらがなが書けたりカタカナが読めたりする子もいるかもしれません。
どんなステップを踏んだとしても、おおらかな気持ちで見守り、子どもの成長を感じていきましょう。
無理なくひらがなを教えるコツ

続いては、ひらがなをマスターさせる際に必要な大人側の配慮の一例を紹介します。
無理に身構えず、おうち遊びのなかに自然にひらがなの練習を取り入れていくためにどのようなことを意識すればいいのでしょう?
ひとつずつ見ていきたいと思います。
絵本や遊びから自然に学ばせる

ひらがなを「勉強」として教えるよりも、絵本や遊びの中で自然に触れるほうが、子どもは楽しんで覚えていきます。
たとえば散歩中に見つける看板のひらがなを指さして、「“いぬ”の“い”だね」と声をかけたり、カルタや絵合わせゲームを取り入れたりすると効果的です。
生活の中で繰り返し出会うことで、ひらがなが特別なものではなく「身近な言葉」として定着していきます。
「読む」→「書く」のステップで進める

先ほどの章でお話した通り、ひらがなは「読む」ことから始めるとスムーズに学べます。
先に音と文字を結びつけて理解しておくことで、後から「書く」段階に進んだときに混乱しにくいからです。読み聞かせやカード遊びで興味を育ててから、なぞり書きや自分の名前を書く練習につなげていきましょう。
短時間・楽しく!が継続のカギとなる

ひらがなの練習は、子どもの気分がのっているタイミングで、短時間でおこなうのが◎。
長時間の練習は子どもにとって負担が大きく、集中力も続きません。1日5分〜10分程度、遊び感覚で取り組むのがちょうど良いペースです。
「今日は“あ”が書けたね!」と小さな成功を積み重ねていくと、学習に前向きな気持ちを持ちやすくなります。親も「完璧に覚えさせよう」と構えすぎず、一緒に楽しむ気持ちが大切です。
簡単な文字からスタートする

特にひらがなを書く練習は、簡単な文字がスタートするのがおすすめ。
すべてのひらがなを一度に教える必要はありません。まずは「し」「つ」「く」など画数が少なく書きやすい文字から始めると、子どもが達成感を得やすくなります。
逆に「ぬ」「を」など形が複雑な文字は後回しでもOKです。取り組みやすい文字から段階的に進めていくことで、無理なくスキルを積み上げられます。
ひらがな学習に役立つおすすめグッズ5選

続いては、ひらがなの練習におすすめのグッズを紹介していきます。
ひらがな学習のアイテム選びのポイントとしては、
- 子どもが遊びたくなる工夫があるか
- 「読む」か「書く」か、目的に合っているか
- 繰り返し使える設計か
などが挙げられます。子どもの興味や月齢に合ったもので楽しくひらがな学習を進めていけるといいですね♪
あいうえおのえほん(いもと ようこ)
まずは、温かみのあるイラストで人気のいもとようこさんが手がけた、ひらがな入門に最適な絵本「あいうえおのえほん」です。
「あ」から「ん」までの文字が大きく分かりやすく掲載されており、子どももひらがなに興味を持ちやすい!
また、身近な動物や食べ物のイラストとリンクして覚えられるので楽しみながらひらがなをマスターしていけそうですね。
学研ステイフル あいうえおタブレット
学研ステイフルの「あいうえおタブレット」は、液晶画面つきのタブレット型おもちゃ。遊びながら学べる仕掛けが満載です。
ひらがなだけでなく、カタカナも書き順からしっかり音声&画面で確認できます。録音機能もついているので、ママパパや自分の声を聴きながら練習ができるのもうれしいポイント。
問題モードも搭載しており、長い期間遊べます。持ち運び用おもちゃとしても活躍が期待できそうですね。
学研かいてけせるひらがな
繰り返しひらがなを書く練習がしたいおうちには、「学研かいてけせるひらがな」はいかがでしょう?
こちらのワークは、特殊加工された紙を使用しているので、まちがえてもさっと消せるのが魅力。繰り返し学習が必要なひらがなの学習にぴったりですね。
書きやすい大きな文字で、なぞり書きからスタート。かわいらしいイラストやヒントなどがあり、子どもも楽しみながらひらがなの練習ができちゃいます♪
公文式 KUMON「ひらがなことばカード」
ひとつひとつのひらがなを覚えたら「公文 ひらがなことばカード」で身近なものとひらがなを結び付ける練習を!
身近なことば40語を文字といっしょに見て覚えられます。大人と一緒にカードを見ながら楽しむことで、自然とひらがなに触れ合うことが可能に。
年齢別に第1集から第3集までが販売されていますので、子どもの発達に合わせてステップアップしていけるのもうれしいですね。
アンパンマンのひらがな知育おもちゃ
大好きなキャラクターと楽しくひらがなを学びたいなら、「アンパンマン見て!触って!学べるあいうえおカラーナビキッズタブレット」がおすすめ。
子どもが夢中になるアンパンマンと一緒に学べるシリーズ。ボタンを押すと、アンパンマンのキャラクターたちが音声でひらがなを読み上げてくれるので、小さな子どもも大喜び間違いなし!
大きな液晶モニターに文字やイラストも表示されるので、目と耳でひらがなを体感することができます。
7つのシートを使い、ひらがなだけでなく、カタカナや英語、数字の勉強もできちゃうので、長い期間遊べます。きょうだいで遊んだりするのも◎。
ひらがなの練習は焦らないでOK!楽しみながら学ぼう
この記事では、ひらがなの練習を始める時期の目安や進め方、おすすめのアイテムなどを紹介しました。
ひらがなを覚える時期やスピードには、子どもによって大きな個人差があります。3歳で興味を示す子もいれば、5歳から一気に伸びる子もいます。どちらも自然な発達の流れです。大切なのは「焦らず、その子のペースに合わせること」。
就学前にすべての文字を完璧に書ける必要はなく、「自分の名前が読める・書ける」「簡単な言葉を楽しんで読める」といった経験があれば十分です。絵本やカード、知育おもちゃを活用して、生活の中で文字に親しむ時間を少しずつ取り入れていきましょう。



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