妊娠がわかると、母子手帳と一緒によく見かけるのが「マタニティマーク」。でも「いつからつければいいのかな?」と迷う方も多いと思います。
実は決まりはなく、自分が安心できるタイミングでつければ大丈夫。この記事では、マタニティマークをつけ始める時期やもらい方、あると助かるシーンや気をつけたいことをまとめました。
毎日の通勤や買い物で、少しでも安心して過ごせますように。
マタニティマークはいつからつける?

マタニティマークは「妊娠していることを周囲に知らせるための目印」です。つけ始める時期に明確な決まりはなく、必要だと感じたときに使えばOKです。
とくに妊娠初期はおなかのふくらみが目立たず、体調の変化も外からは分かりにくいもの。つけておくことで、電車やバスで座席を譲ってもらえたり、急な体調不良のときに周囲が気づいてサポートしてくれる安心感につながります。
母子手帳と一緒に配布されることも多いため、そのタイミングから使い始める方が多いですが、「つけたい」と思ったときがベストですよ!
どこでマタニティマークをもらえるの?

マタニティマークは、母子手帳と一緒にもらえるだけでなく、実はいろんな場所で手に入ります。
自治体や交通機関での配布はもちろん、雑誌の付録やベビー用品店の特典としてもらえることも。さらに通販やハンドメイドで、自分の持ち物に合わせたデザインを選ぶ人もいます。ここでは、主な入手方法を3つご紹介します。
自治体や交通機関で無料でもらえる

もっとも一般的なのは、母子手帳の交付時に自治体から受け取る方法です。役所の窓口で母子手帳と一緒に配布されるケースが多く、安心して利用できます。また、交通機関でも駅の窓口や案内所で無料配布している場合もあります。
雑誌やベビー用品店の特典としてもらえる

マタニティ雑誌の付録や、ベビー用品店の会員特典としてマタニティマークがついてくることもあります。かわいいデザインのものも多く、バックごとに使い分けもできて◎。ベビー用品などを買うついでに手に入るので、妊娠初期から気軽に取り入れられます。
ハンドメイドや通販で自分好みを選ぶ

手作りのマタニティマークや、通販サイトで販売されているオリジナルデザインを選ぶ方もいます。刺繍や布製など温かみのあるデザインなど種類はさまざま。自分の好みに合うものを持っていると、毎日のお出かけも少し楽しくなりそう。
マタニティマークをつけるメリット

マタニティマークを身につける一番のメリットは、妊娠していることを周囲に伝えられることです。とくに妊娠初期はおなかのふくらみが目立たず、つらい体調の変化も外からは分かりにくい時期。
マークがあれば、電車やバスで席を譲ってもらえたり、急に体調が悪くなったときに周囲が気づいて助けてもらえる可能性が高まります。また、災害や事故などの緊急時にも妊婦であることを知らせる大切な役割も。
持っているだけで安心感が増し、「いざというときに守られている」と感じられるのも大きなポイントです。
マタニティマークをつけるときの注意点

便利で心強いマタニティマークですが、使うときにはちょっとした工夫も大切です。つける場所やタイミングによっては周囲に気づかれにくかったり、逆に人混みで不安を感じることもあります。
ここでは、より安心して使うための注意点を3つに分けて紹介します。
つける位置を工夫

マタニティマークは、周囲の目に入りやすい場所につけるのがおすすめです。たとえばバッグの持ち手やリュックのファスナー部分なら、自然に見てもらいやすくなります。ポケットの奥やバッグの内側だと気づかれにくいので、外から分かる位置に工夫すると安心です。
周囲への配慮と感謝

マタニティマークをきっかけに、席を譲ってもらえたり声をかけてもらえることがあります。そんなときは「ありがとうございます」と一言伝えるだけで、気持ちのよい関係につながります。ちょっとした感謝のやりとりがあると、マークを使う場面もより心地よいものになりますよ。
状況に応じて使い分ける柔軟さ

マタニティマークは、つけ方をシーンに合わせて工夫できます。たとえば電車やバスを利用するときはカバンの外側につけておき、配慮してもらいやすいようにすると◎。
また、人目が気になる場面や不安を感じるときは、カバンの内側にしまえるようにしておくと便利です。状況に合わせて使い分けることで、より持ち歩きやすくなりますよ。
あわせて読みたい|妊娠生活に役立つ情報と先輩ママの体験談

妊娠中は体調や気持ちがゆらぎやすく、人によって過ごし方もさまざまです。ちょっとした工夫や先輩ママの体験談を知っておくと、「こんな方法もあるんだ」と気づきが広がることも。
母親学級で学べることや妊娠中に安心して飲める飲み物、やってよかったことなど、妊娠中に役立つ情報をまとめていますので、あわせてチェックしてみてくださいね。
マタニティマークを味方に妊娠期を過ごそう
ここまで、マタニティマークをつけるタイミングや入手方法、メリットや注意点を紹介しました。マークは必ずしも「こうしなければならない」という決まりはなく、自分が安心できる使い方を見つけることが大切です。
妊娠初期からのお出かけや通勤を少しでも快適にするために、上手に取り入れてみてください。あなたに合ったスタイルで、マタニティマークを妊娠期の心強い味方にしていきましょう。



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