【豆乳】離乳食の下ごしらえ|栄養や選び方、調理のポイントなど詳しく解説

大豆から作られる豆乳は、手軽に大豆のたんぱく質を摂れる優れもの。しかし、店頭にはさまざまな種類の豆乳が販売されていて、離乳食にはどれをどんな形で与えればいいか迷いますよね。

ここでは、豆乳の選び方や調理のポイントなどをご紹介します。

離乳食の豆乳はいつから食べさせていい?

豆乳は離乳初期(5~6か月)後半から食べることができます。

豆乳はアレルギー表示が推奨されている大豆を使った製品なので、まずは豆腐などの大豆製品を試してから少量ずつ与えていくのがおすすめ。

豆乳の栄養は?

大豆の良質な植物性たんぱく質や、大豆イソフラボンが豊富です。また、徐々に不足してくると言われている鉄分も多く含んでいるので、料理などにうまく取り入れていきたいですね。

豆乳の選び方は?

豆乳にはいくつか種類があります。

無調整豆乳

大豆と水だけで作られた豆乳。大豆本来の風味が感じられる。

調製豆乳

豆乳に砂糖や塩、油分などを加えたもの。

豆乳飲料

豆乳に果汁などを加え飲みやすくしたもの。

離乳食として使う場合は、無調整豆乳を選びましょう。また、豆乳は日持ちしないので、少量サイズ(200ml)などを買うと無駄なく使い切ることができますよ。

調理のポイント

1歳までは加熱を 

最初に豆乳を与える際は、必ず加熱したものを与えましょう。しばらくはおかゆや野菜に少量混ぜるなど、あくまで食材の一部として食べさせてください。

飲用として豆乳そのものを飲ませることができるのは、1歳を過ぎてからです。

ビタミンCを含む食材とあわせると◎

豆乳はさまざまな食材と相性がいいので、離乳食調理に便利です。なかでも、ビタミンCを多く含む食材と一緒に食べることで、豆乳の鉄の吸収率がぐんとアップ。

野菜だとパプリカやブロッコリー、果物だといちごやキウイがビタミンCを多く含んでいます。

これらの食材をうまく組み合わせて食卓に出していけるといいですね。

冷凍保存のコツ

豆乳は冷凍には不向きな食材

豆乳を冷凍保存すると、成分が分離し、解凍後も食感や味が悪くなってしまうことも。冷凍はせず、使い切るか残りは大人が食べましょう。

豆乳を使ったおすすめレシピ

離乳初期

離乳中期


■監修の先生

管理栄養士山本さん

山本 理江 やまもと まさえ 先生

管理栄養士・フードコーディネーター。乳幼児健診での食事指導や離乳食~幼児食教室に携わる。食育講演、子育てに関する講演および料理教室なども行っている。


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