子育て中のママパパのみなさん、「タングラム」という知育玩具をご存じですか?
名前は聞いたことあるけれど、実際に遊んだことはない大人も多いのではないでしょうか。タングラムは、子どもの創造力や空間認識能力を育むのにぴったりなおもちゃ。
しかも、簡単に手に入る材料を使って手作りも可能なんです。
この記事では、タングラムを遊びに取り入れるメリットや簡単なタングラムの作り方、おすすめ商品を紹介しています。
ぜひ、最後までチェックしてみてくださいね。
タングラムとは?


そもそもタングラムってどんなおもちゃですか?
タングラムとは、簡単に言うと、図形を使って遊ぶパズルのようなものです。具体的にタングラムとは一体どんなものなのか、詳しく解説していきたいと思います。
さまざまな形を組みかえ特定の形を作るパズル
タングラムとは、正方形を7つのピースに分解したパズルのこと。三角形や正方形、平行四辺形など7つの形に分かれたピースを組み合わせ、さまざまな形をつくることで、子どもの空間認識能力の向上が期待される知育玩具です。
創造力や集中力が養えるのが魅力
タングラムを使って遊ぶことで、空間認識能力だけでなく、さまざまな分野でメリットがあると言われています。
まずは創造力。大小さまざまな形を組み合わせ新たな形を作ることで、子どもの創造力が養われます。型はめタイプのタングラムの台紙などもありますが、まずは子どもに自由に形を組み合わせて遊んでもらいましょう。大人もあっと驚くような発想で、さまざまな形を作ってくれるかもしれませんよ♪
また、課題に取り組む集中力や思考力、組み合わせるときに手先を使うので手指の運動など、子どもの発達に必要な力が身につけられると評判のタングラム。
ぜひ大人も一緒に楽しんでみてください。いい脳トレになりますよ。
タングラムを手作りしよう!簡単な作り方を解説


タングラムは家で手作りできますか?
タングラムは、家でも簡単に手に入る材料で手作り可能です♪まずは、手作りに必要な材料を見ていきましょう。
- マグネットシート(何色か用意すると◎)
- カッター
- カッター板
- 定規
- マーカー用ペン
マグネットシートは、カラフルなものが100円均一などで手軽に手に入ります。段ボールや厚紙でも代用可能ですが、マグネットだとホワイトボードなどに貼ってはがして遊べるのでおすすめです。片付けもラクチンですよ♪
単色で作ってもいいのですが、7つのパーツを何色かに分けて作ってあげると子どもも遊びやすく見た目もカラフルに仕上がります。
では、さっそく作っていきましょう。
①マグネットシートに正方形を描く
まずは、マグネットシートに正方形の図形を描きましょう。子どもが使いやすいサイズだと、10cm~15cm程度のサイズ感がおすすめですが、お好きな大きさで設定してOKです。
②ガイド線、マーカー線を引く
正方形の中に、下図のようにガイド線(赤)、マーカー線(黒)を引きます。

2.正方形の四隅を結ぶように右上から左下へ斜線を引く。
3.2で引いた斜線と平行になるように、右下のガイド線の点と点を結ぶように斜線を引く。
4.正方形の左上隅から、3で引いた線まで交差するよう斜線を引く。
5.右上の正方形を4等分するように、2で引いた斜線からガイド線まで線を引く。
6.横のガイド線と平行になるように、2で引いた斜線と3で引いた斜線をつなぐよう線を引く。
③ガイド線を消す
図の赤で示した部分のガイド線をイレイサーなどで消しましょう。消すと下図のようになります。

④マーカー線に沿ってマグネットシートをカットする
マーカー線が完成したら、線に沿ってカッターでマグネットシートをカットしていきましょう。
何色かのマグネットシートでタングラムを作りたい場合は、同じ工程を繰り返すか、完成したパーツを別の色のマグネットシートに書きうつしてカットして作るのが◎。
完成したタングラムは、市販のホワイトボードなどに貼って遊べます。繰り返しぺたぺた貼ってはがして、ぜひタングラム遊びを楽しんでみてください。
タングラムは通販でも買える!おすすめタングラム5選


タングラムで遊ばせたいけど、手作りする時間がありません…
いざ手作りしようと思っても、毎日の育児が忙しくなかなか時間が取れないママパパも多いと思います。また、型はめタイプのタングラムは、型の台紙まで作る必要があり、それはなかなか時間がかかり大変そうですよね。
そんなおうちにおすすめのタングラムの商品をいくつか紹介します!ぜひ参考にしてみてくださいね。
くもん NEWたんぐらむ
まずは、「くもん NEWたんぐらむ」。こちらは木製のタングラムと木箱、ガイドボードが20枚にガイドブックが1部ついたセットで、到着したその日からすぐに遊ぶことが可能。
20枚のガイドブックは、2ピース~7ピースがぴったりはまるよう穴があいている仕様で、背景のイラストもキュートで子どもも親しみやすいデザインとなっています。
2ピースからはめられるものもあるので対象年齢が3歳からと幅広く、子どもから大人まで幅広い年代で楽しめるのも魅力のひとつです。
かつのう タングラム
シンプルなデザインでコスパよくタングラムを楽しみたいなら、「かつのう タングラム」がおすすめ。
シンプルデザインのタングラムは、子どもだけでなく大人も使いやすい♪120種類の形を掲載した問題集付きなので、飽きることなく続けられそうですね。
大人でも難しい問題もたくさんあると評判なので、脳トレ感覚でぜひ親子で楽しんでみてくださいね。
マグネット式タングラム

「マグネット式タングラム」も、収納のしやすさや使い勝手のよさから大人気のアイテムです。
こちらの商品は、タングラムのパーツが磁石でできており、ホワイトボードや冷蔵庫などにくっつく仕様に。紛失の心配も減らせます。
パーツの角が丸くデザインされていたり、安全な木材を使用して作られている点も、子ども向けのおもちゃとしてうれしいポイント。
見た目にもかわいいブック型の収納で、色もブルーとピンクの2色から選べます♪
ベルビーアンファン アクリルタングラム

「見た目にもかわいらしいタングラムが欲しい!」ママパパには、「ベルビーアンファン アクリルタングラム」はいかがでしょう?
ビビットカラーが多めのタングラムのなかで、こちらの商品は淡いパステルカラーを基調としたアクリルのタングラム。見た目にも興味をそそるやさしい色合いが特徴です。
また、タングラムだけでなく、さまざまな形のピースを合わせて図形遊びができるパターンブロックも入っています。2つの楽しみ方ができるのはとってもお得ですよね。
箱や収納袋もおしゃれで洗練されたデザインなので、プレゼント用にも喜ばれそうです。
ラーニングリソーシズ タングラム 図形ブロック

「たくさんの図形を一気に作りたい!」といったタングラム上級者のおうちには、「learningリソーシズ タングラム 図形ブロック」がおすすめ。
こちら、さまざまな形のパーツがなんと210個も入っているので、きょうだいやお友達が集まったときでも遊べますし、床一面を使った大きな作品も作れちゃいます♪
タングラムは、パーツが1つでもなくなると遊びとして成立しなくなりますが、これだけ大容量のパーツがあれば少しくらいなくなっても遊びの邪魔をすることはなさそう。
たっぷり時間をかけて遊びたいおうちにぴったりです。
タングラムで図形感覚を養いましょう
この記事では、タングラムの簡単な手作り方法やおすすめ商品、タングラムを遊びに取り入れるメリットなどを紹介しました。
既製品のタングラムには、それぞれ対象年齢などを設けている場合もあります。安心安全に使えるように、商品説明をよく読んでから購入するようにしましょう。
タングラムを使って子どもとのおうち遊びが充実することを願っています。
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