トイレトレーニングはいつから始める?必要なアイテムとは

子どもの成長に合わせて進めたいのが、おむつからパンツで過ごすよう練習する「トイレトレーニング」ですよね。

トイレトレーニングはいつから始めるのがいいの?何を準備すればいい?
まずは、トイレトレーニングのタイミングや用意するものについて解説していきたいと思います。
開始時期は個人差がある
トイレトレーニングは、一般的に1歳後半~3歳ごろに始めるおうちが多いと思います。
トイレトレーニングを始めるサインとしては、
- おしっこの間隔が2時間以上になる
- 言葉で意志を伝えられる
- トイレに興味を示す
などが挙げられます。
しかし、この時期の子どもの成長は個人差が大きいもの。
焦らず、子どもの様子を注意深く観察しながら、無理のないタイミングでトイレへ誘ってみるのがいいでしょう。
トイトレ開始前に準備しておきたいもの
トイレトレーニングを始める前に、用意しておくと便利なものを紹介します。
・トレーニングパンツ
・防水シーツ、ペットシート
・掃除用具
・補助便座(大人用トイレでトレーニングする場合)
・踏み台(大人用トイレでトレーニングする場合)

トイレの踏み台って、必ず用意したほうがいいですか?
トイレの踏み台は、大人用トイレに補助便座をつけておこなうトイレトレーニングの際に役立つアイテムです。
あると便利な理由は、次の章で解説していきますね。
トイトレに踏み台を使うメリット

トイレトレーニングで踏み台を使うメリットはどんな点でしょうか?
ひとつずつ見ていきましょう。
メリットその①:踏ん張れるので排泄しやすい

まず、踏み台を使うメリットのひとつに、子どもの足が地につき、しっかり踏ん張れることでスムーズな排泄が促される点が挙げられます。
大人用便座に補助便座をつけてトイトレをする場合、大人用便座の高さに子どもが座ると足が宙ぶらりんになりますよね。
地に足がついていない状態だと、力が入りづらく、スムーズに排泄できないことも。
結果、成功体験が得られずトイトレの期間が長引いてしまう、なんて事態を避けるためにも、踏み台があるといいかもしれません。
メリットその②:大人の負担も軽減される

トイレに踏み台があると、子どもが自分で便座に座ることができるので大人の負担も軽減されます。
トイレのたびに子どもを抱っこして大人用便座に座らせるのって、意外と重労働。
踏み台があれば自分でトイレに座れるので、大人の負担もぐっと減りますね。
メリットその③:トイレでの万が一の事故を防げる

踏み台を使ってトイトレを始めることで、子どもの万が一の事故を防げる効果も期待できます。
大人用便座は子どもにとっては高さがあるので、座っている最中にバランスを崩して転倒してしまう危険性も。
一方、踏み台があると子どもがバランスを取りやすく、転倒のリスクはぐっと減らせるでしょう。
トイトレに踏み台を使うデメリット

トイレトレーニングに踏み台を使うデメリットはあるのでしょうか?
メリット・デメリットを考慮したうえで、踏み台をうまく使っていけるといいですね。
デメリットその①:場所をとる

トイレに踏み台を置くことのデメリットとして、全体的にトイレが狭く感じられてしまうという点が挙げられます。
踏み台って意外と場所をとるんですよね。
トイトレ中は、そのほかにもこまごましたものを用意する必要があると思いますので、トイレ内をすっきり使いたいおうちは、折りたたんでコンパクトにしまえるタイプの踏み台を使うことをおすすめします。
なかには補助便座と一体になったタイプで、コンパクトに折りたためる商品もありますよ。

デメリットその②:お手入れが面倒

トイレに踏み台を置くと、便座以外にも踏み台の掃除やお手入れをする必要が出てきます。
特にトイトレ中は、トイレやトイレまわりが汚れることも想定されます。
トイレの踏み台は、さっと拭くだけで汚れが落とせる素材のものを使えると掃除の手間が省けるのでおすすめですよ。
デメリットその③:外出先のトイレで排泄しづらくなる

自宅でのトイトレで踏み台を使っていると、子どもが外出先でのトイレでうまく排泄できないことも考えられます。
公共のトイレや外出先では踏み台がないことのほうが多いと思います。
いつも踏み台を使ってトイレをしていると、いざ踏み台がない場所だと子どもが排泄するのを嫌がるかもしれません。
トイトレ中の外出は、子ども用トイレや踏み台が用意されている場所にしたり、よく行く帰省先などには簡易的な踏み台を置かせてもらうなどの対策を考えておきましょう。
踏み台を選ぶときのポイントは?おすすめ商品も紹介


トイレの踏み台は何を基準に選べばいいの?
ここからは、トイトレに使う踏み台選びの失敗しない選び方のポイントを紹介していきたいと思います。
注意点を考慮したうえで、それぞれのトイレ事情に合ったタイプの踏み台をさがしてみてくださいね!
子どもの身長に合ったサイズのものを選ぶ

踏み台は、子どものサイズに合ったものを選びましょう。
踏み台の高さは、子どもが大人用トイレに座った状態の足から床までの長さを測り、しっかり足をつけられる高さのものを選びましょう。

うちの子は背が低いので、高めの踏み台じゃないと届かないかも…
トイレトレーニング開始時期には個人差がありますよね。
低月齢からトイトレを始め、成長に合わせて長く踏み台を使いたいおうちは、二段以上のステップ式の踏み台がおすすめ。
小さいころは上の段を使い、成長とともに低いステップのほうを使うことができますよ。

できるだけ場所をとらない形がおすすめ

踏み台は、場所をとらない形のものを選ぶのも大切なポイントです。
使わないときはコンパクトにたたんでしまえるタイプの踏み台もいいですし、便座のカーブに沿ったアーチ形の踏み台は、わりとスペースをとらずに使うことが可能です。

お手入れのしやすさも要チェック!

トイレの踏み台は、お手入れのしやすさも気にして選ぶのが◎。
一般的に、プラスチック製の踏み台はお手入れがしやすいイメージですよね。
なかには、木製の踏み台でも、水や汚れに強い加工が施してあり掃除がしやすく工夫された商品も登場しています。

踏み台を上手に使ってトイトレをスムーズに進めましょう
いかがでしたか?
トイレトレーニングを開始するために、いろいろな準備を進めているおうちも多いと思います。
大人用便座でトイトレをする場合、踏み台があるとスムーズにトイレの練習を始めることができるかもしれませんし、踏み台は大人が用を足すときに使えたり、別の場所で使うことも可能です。
ぜひ、お気に入りの商品を見つけて、子どもとのトイトレを快適に進めてみてくださいね。
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