【うどん】離乳食の下ごしらえ|栄養や選び方、調理のポイントなど詳しく解説

離乳食でも使いやすい食材のうどん。アレンジもしやすいので、とても重宝しますよね。ここでは、調理のポイントや保存方法、月齢別の形状を紹介します。

離乳食のうどんはいつから食べさせていい?

うどんを食べさせることができるのはおかゆに慣れてきた6か月ごろから。小麦アレルギーなどの心配があるため、初めて与えるときには赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ与えましょう。

うどんの栄養は?

エネルギー源となる糖質(デンプン質)が主成分です。塩分を含んでいるものが多いので、茹でたあとはよく塩抜きしてから与えましょう。

うどんの選び方は?

うどんには塩分が多く含まれているものが多いので、できれば無塩のうどんを選びましょう。有塩のうどんを使う場合は、たっぷりのお湯でしっかりと下茹でする必要があります。茹でることで、80%くらいの塩分を抜くことができますよ。

調理のポイント

茹でうどんは細かくきざんでからゆでる

茹でる前のほうがめんがまとまっていて、刻みやすいですよ。包丁をぬらしておくとくっつきにくくなって◎。

乾めんの場合は、小さく折ってからゆでる

乾めんは、茹でる前に赤ちゃんの食べやすい大きさに折ってから茹でると、茹でたあとに包丁やまな板を使わなくていいので◎。

乾めんは長期保存が可能なので、家に常備しているととても便利ですよ。赤ちゃん用に食塩不使用のものも販売されています。

茹でうどんの場合は茹で時間は5〜10分ほど。よくやわらかくして

多めのお湯でやわらかく茹でて使います。茹でうどんとして販売されているものも、再度茹でてやわらかくしましょう。

冷凍保存のコツ

食べやすい長さに切ってから冷凍する

冷凍する前にあらかじめ食べやすい大きさに切っておくと、離乳食を作るときに長さを調整する手間が省けて便利ですよ。

やわらかく茹でてから1食分を小分け冷凍

1回量ずつ小分けにして冷凍することで、使いたい分だけを解凍できて便利。解凍後に分量を量る手間が省けて調理が楽なうえ、使い切れずに余ってしまうことも防げます。

各時期別のうどんのやわらかさ・大きさの目安は?

離乳食初期

やわらかく茹でたあと、なめらかにすりつぶして、湯冷ましなどを加えてとろとろに。小麦アレルギーの心配があるので、初期後半(6か月以降)から様子を見ながら少しずつ与えましょう

離乳食中期

2mm大に刻み、指で軽く力を入れてつぶれるくらいやわらかく茹でる。

離乳食後期

1cmの長さに切り、指で軽く力を入れてつぶれるくらいやわらかく茹でる。

離乳食完了期

2〜3cmの長さに切り、指で力を入れてつぶれるくらいやわらかく茹でる


■監修の先生

管理栄養士山本さん

山本 理江 やまもと まさえ 先生

管理栄養士・フードコーディネーター。乳幼児健診での食事指導や離乳食~幼児食教室に携わる。食育講演、子育てに関する講演および料理教室なども行っている。


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