「2歳児と家で水遊びをしたいけど、どんなおもちゃを用意すればいいか分からない!」なんてお悩みはありませんか?
市販のおもちゃはコストがかかるし、かといって何も準備しないとせっかくの水遊びで時間を持て余す気がしますよね。
この記事では、2歳児の家での水遊びの手作りおもちゃの紹介や、水遊び時の注意点などを解説しています。
ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
水遊びのねらいは?

夏に水遊びを取り入れることは、子どもにとってさまざまなメリットが!
まずは、水遊びをやることで、子どもにどんな影響があるか一例を紹介していきます。
水に親しむ

2歳ごろの水遊びの最大のねらいは、「子どもが水に親しむ場面を作る」ことです。
普段、お風呂や手洗いで水に触れる経験はしていても、なかなか意識的に水と触れ合う機会って大人でも少ないですよね。
年齢が上がってくると、プールや海での水遊びも増えてくると思います。
2歳児はその前の準備段階だと思って、まずはゆっくり水に慣れ、楽しむ心を育ててあげましょう。
五感を刺激する

水遊びをすることで、子どもの五感が刺激され、発達にもいい影響を与えると言われています。
水に触れ冷たさを感じたり、水の音を聴いたり、水しぶきを視覚的に楽しんだり…。
水遊びでは普段得られない刺激をたくさん受けることができますよ。
身体の発達を促す

水の中で運動することで、体の発達も促してくれることが期待できます。
水中運動って、すごく体力を使いますよね。
特に泳いだり激しい運動をしなくても、水の中で遊ぶだけで筋力を使い、結果、身体の発達にもいい影響を及ぼしてくれるかもしれませんよ。
安全意識を育む

水遊びのなかで、安全に遊べるようルールを学ぶことができます。
水の事故を防ぐためにも、水遊びではいつものおうち遊びのときとは違った気をつけるべきポイントがたくさんありますよね。
それを一緒に学びながら楽しむことで、自然と安全意識を育むことにつながっていくことが期待できます。
【2歳】家でも簡単にできる水遊びネタ6選


家での水遊び、手作りで簡単に作れるおもちゃはありますか?
ここからは、家にあるものでできる水遊びグッズを紹介します。
市販のおもちゃともうまく使い分けながら、簡単に作れるグッズで夏の水遊びを楽しんでみてくださいね。
感触遊び

まずは、水で感触遊びを楽しんでみましょう。
水そのものの冷たさやさらさらと流れる感触を味わうのがまずひとつ。
続いては、水をビニール袋につめて口をしばり、「掴める水」を楽しんでみてもいいかもしれません。
普段、手でつかむことのできない水をむにゅむにゅっと触れるので、スクイーズ感覚で子どもも大喜びすること間違いなし!
さらには、ビニール袋にマジックで絵を描いてみてもおもしろいですし、水を入れたビニール袋に緩衝材のプチプチを巻いてみて、ママパパがつぶすチャレンジゲームをしてみても盛り上がるかもしれませんよ♪
色水遊び

保育園などでおこなう水遊びの定番「色水遊び」はおうちでも楽しめます♪
色水遊びとは、さまざまな色のついた水を作り、色を混ぜたりして遊ぶものです。
水性絵の具を混ぜて色水を作ってみてもいいですし、お手軽にやりたいときはキッチンペーパーに水性ペンをつけ、それを水を入れたコップにひたしておこなうのも◎。

子どもが口にしてしまうかもしれないので心配です
そんなときは、調理用に使われる食紅を使って色水を作るのがおすすめ。
粉末タイプは水に溶けやすく、発色もよいので使い勝手バツグンですよ。

水鉄砲

水鉄砲も水遊びの定番おもちゃですよね!
市販のものを買うのもいいですが、マヨネーズやケチャップの空き容器を使った水鉄砲もおすすめです。
使い終わった容器を洗い、乾燥させます。表面にマジックで絵を描いても楽しいかもしれません。
それだけで即席の水鉄砲のできあがりです。2歳児の力では、マヨネーズ容器から水を出すのは少しコツがいるかもしれません。大人と一緒に水を出して遊んでみましょう。
慣れてきたら、お風呂場の壁にくっつくタイプのおもちゃめがけて発射!簡単な的あてゲームや消防車ごっこ遊びもできちゃいますよ。

スポンジ遊び

台所で使うスポンジを少しだけアレンジするだけで、普段の水遊びがもっと盛り上がるかもしれませんよ。
100均などで売られているスポンジを、好きなかたちにカット!スポンジをはさみで切る作業は、紙を切るよりもコツがいるので大人がやってあげましょう。
そのスポンジを水に浮かべたり水を含ませたりするだけでOK。お手軽ですが子どもの感性を刺激するなかなか優秀なアイテムです。
スポンジをしぼる動作も、2歳児にとっては指先のいい運動になりますよ。
ペットボトルじょうろ

ペットボトルで作るじょうろも、2歳くらいの子どもとの水遊びにおすすめなアイテムです。
飲み終わったペットボトルを洗い、下のほうに小さな穴を開けます。千枚通しなど、子どもには危ない道具を使って穴を開ける場合は、大人が安全な場所で開けましょう。
あとは水遊び場で水をすくい、穴から水を出して遊ぶだけでOK!穴の数や大きさ、水の量などによって出てくる水の勢いも変わるので、複数のペットボトルじょうろで見比べてみるのも楽しいかもしれませんよ。
手作りバスボム

水遊び上級者の子どもには、バスボム作りに挑戦してみてもいいかもしれません。
水遊びのときに少しぬるめのお湯を準備し、バスボムを入れるとじゅわ~っと溶けだし、目にも楽しい遊びができちゃいますよ。
手作りバスボムに必要なアイテムはこちら。
- 重曹
- クエン酸
- 食紅(お好みで)
- ベビーオイル(お好みで)
- フリーザーバッグ
- 霧吹き
- お菓子の型やカプセルトイ、ラップなど
詳しい作り方はこちら。
※このとき、お好みで食紅を少量まぜる(少量でしっかり色がつくので入れすぎに注意!)
2.霧吹きで少し湿らせる(全体が少し湿って、手で押すと砂だんご程度にかたまるくらい)。
※大量に水を入れすぎると発泡してしまうので、少しずつ入れましょう
3.お好みでベビーオイルを入れる。
4.ラップで丸めたり、お菓子の型などにはめる。
5.1~2日乾燥させ、取り出したら完成!
作業工程は、2歳児がひとりでやるには難しい部分もあるので、適宜大人がサポートしながら作ってみましょう。
例えば、重曹とクエン酸をもみこむ作業などは、子どもと一緒に楽しんで作れると思います。
適度なかたさにするためにおこなう霧吹きなどは、微調整が必要なので大人がやったほうが無難です。
カプセルトイの空き容器で作るバスボムのなかにおもちゃを入れ、実際溶けだしたときに見つけるゲームも楽しいですよ。
バスボムは、敏感肌のお子さんの場合、遊ぶ前に念のためかかりつけの先生などに確認してみてからおこなうことをおすすめします。
2歳児の水遊びの注意点

続いては、水遊びをする際の注意点をまとめました。
ルールや注意点を守って、水遊びを安全に楽しくおこないましょう。
安全に配慮する

水の事故を防ぐために、安全には十分に配慮しましょう。
特に子どもが水の中に入るときには、水深が深すぎないか、温度が冷たすぎないかなどをしっかり事前に確認してから始めるのが◎。
お風呂場でおこなう水遊びも、子どもが頭から浴槽に入らないよう注意が必要です。
水まわりは滑るので、子どもが転ばないようしっかり大人がそばにつき、見守りながら楽しめるといいですね。
濡れてもいい服装を用意する

水遊びのときは、濡れてもいい服装を用意しましょう。
子どもが直接水の中に入らないなら、洗濯して乾きやすい普段着を着せてそのまま水遊びをしてOK。
服が濡れるのを嫌がる子や、しっかり水の中に入って遊ぶなら水着やラッシュガードも水遊び気分を盛り上げてくれますね。
ラッシュガードに関する記事はこちらです!ぜひ併せてチェックしてみてくださいね。
長時間遊ばない

水遊びは、時間を決め、あまり長時間遊びすぎないよう気を付けましょう。
水の中で遊ぶのは見た目以上に体力を使います。あまり長い時間水遊びをすると、体調を崩す原因になりかねません。
特に屋外でおこなう場合、気温をしっかり確認し、暑すぎる場合は熱中症に気を付けながら進めるのが◎。
体を冷やしすぎないよう気を付ける

水遊びをすることで、予想上に体が冷えることもあります。
水の温度を調整したり、水遊びが終わったあとはしっかり体を拭き、室温はエアコンで調整し冷やしすぎないよう気を付けましょう。
暑い夏はおうちで水遊びを楽しもう
この記事では、2歳児におすすめの水遊びネタや、水遊びをする際の注意点などをお伝えしました。
外が暑すぎる日は、家のお風呂場などで手軽に水遊びはいかがですか?
この夏、水遊びで子どもと楽しいひとときを過ごせることを願っています。
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