子どもの名前の付け方、何を決め手にした?先輩ママにアンケート!
赤ちゃんが生まれてすぐにやってくる、一生に一度ママパパの大仕事となるのが「子どもの名付け」。
あれこれ考えるのは楽しいのですが、いざ決めるとなると、星の数ほどある候補のなかからわが子にぴったりの名前を決めるのはなかなか至難の業といえます。
先輩ママたちは、子どもの名付け、何を決め手にしたのでしょうか?
はらぺこベビーの公式インスタグラムで、アンケートを取ってみました!
多かった意見をまとめてみました。プレママプレパパのみなさん、ぜひ参考にしてみてくださいね。
響きを大切にした
名前の響き(音)を重視しました!これから何万回も呼ぶことになるので
「そうちゃん」と呼びたかったので、「そう〇〇」という名前を探しました!
最も多かったのが、「名前の響きを大切にした」といった回答でした。
名前を呼んだときの音の響きからくる印象は、まさに本人のイメージそのものになるパターンも。
そのため、響きや聞こえのいい名前を付けるママパパが多いようです。
画数がいい字を選んだ
画数のいい名前をいくつか候補にあげ、そのなかから決めました!
次に多かったのが「画数のいい名前にした」という回答。
大切なわが子、たかが名前されど名前!できるだけ縁起のいい名前を付けてあげたいと思うのが親心ですよね。
しかし、こんな意見も。
いろんな本を見比べて、姓名判断沼にハマりました…最後のほうはパパもわたしも疲れ切ってしまいました(笑)
画数のいい・悪いは、本やサイトによって判断がさまざま。
どこの姓名判断でもパーフェクトな名前をさがすのはなかなか大変なものです。
参考程度に見てみて、あとはママパパが気に入った名前を付けるくらいの心持ちで調べるのがベスト。
使いたい漢字を先に決めた
パパの名前の漢字を一文字もらいました!
漢字の持つ意味を調べ、「この漢字を使いたい!」と最初に決めました
「名前に使いたい漢字を先に決めた」という意見も目立ちました。
パパや好きな有名人から漢字を一文字もらって付けた人も。
また、漢字の持つ意味を調べ、そこに将来の希望を込めるママパパも多かったようです。
どの名付け方にも、親の愛情が伝わってきますね。
子どもの命名の基本ルールやトレンドを解説
そもそも、名付けには基本的なルールがいくつか存在します。
最近の命名のトレンドとともに、チェックしていきましょう。
出生後14日以内に役所へ提出
子どもの名前は、生後14日以内に決めなくていけません。
戸籍法という法律で、出産当日を1日目とカウントして、出生後14日以内に「出生届」という書類を役所に届ける必要があるからです。
14日目が年末年始や祝日などと重なった場合は次の開庁日まで延長となる場合もありますが、余裕を持って書類を用意したほうが安心ですね。
特に産後は体の疲れや赤ちゃんのお世話などで、ママが役所に行く時間が取れないことも。パパや家族に提出をお願いすることにするなら、なおのこと早めに名前を決めておく必要があります。
常用平易の文字を使用
戸籍法では、「子どもの名前には、常用平易な文字を用いらなければならない」と定められています。
常用漢字とは、中学校の義務教育で習う漢字のこと。加えて、法務省が定める人名用漢字も名前に使用可能です。
子どもの名前に使用できる漢字は、法務省のサイトでもチェックできます。
気になる方はぜひ確認してみてくださいね。
名字とのバランスを重視
名付けのときに注意したいのが「名字とのバランス」。
画数や名前の持つ意味にこだわりすぎるあまり、名字とアンバランスになるのはNG。
例えば、長めの名字(漢字の画数が多い名字)なら、名前はシンプルな一文字にしてみるなど、バランスも気にしてあげましょう。
候補の名前が決まったら、一度名字と名前をセットでゆっくりと紙に書いてみてください。
トメ・ハネなど、筆の流れ的にスムーズに最後まで書けると、今後本人が記名するときも書きやすいと思います。
海外でも呼びやすい名前が人気
最近の名付けのトレンドとして注目されているのが「海外でも呼びやすい名前かどうか」です。
国際化が進む現代、海外でも通用する名前を付けるママパパも多いようです。
具体的に注意するポイントとしては、
- 日本語の「ら行」は外国人にとって発音しづらい
- 最後の文字が「e」で終わる名前は発音しづらい
- 名前の響きが英語にしたときにほかの意味(縁起が悪いもの)になることもある
といったことが挙げられます。
そこまで徹底して避ける必要はありませんが、いくつかの候補で迷ったときは、少し気にしてみてもいいかもしれませんね。
ジェンダーレスな名前も◎
最近の名付けでは、「男の子でも女の子でも通用する名前」が人気の傾向も。
多様性の時代、名前にも「男らしさ」「女らしさ」を強要しない風潮が広がっているのかもしれません。
また、男女で通用する名前を付けるメリットとして、出産前、性別が分からなくても決められる点が挙げられます。
早めに決めてお腹の赤ちゃんに呼びかけたいときには、男女どちらでも通用する名前を付けるのもアリかもしれませんよ。
子どもの名前はいつ決める?生まれる前と後、それぞれのメリットを紹介
具体的に、子どもの名前はいつ決めるのがいいのでしょうか。
出産前?出産後?
それぞれのタイミングで名付けをするメリットを見ていきましょう。
産前につけると手続きや入院準備がスムーズに
産前に名前を付けるメリットとして、まず出生届がスムーズに提出できる点があります。
先ほどもお話しした通り、生後14日目までに名前を決めて役所に提出しなければならないため、産後に名前を考え始めると時間が足りない場合があります。
一生大事にしていく名前ですから、じっくり考えてあげたいですよね。
また、産前につけておくと、出産する病院での流れがスムーズになることも。
病院で使うものは赤ちゃん用品も含めて記名が必要でした。名前を先に決めておくとすぐに対応できるし、分娩のときも助産師さんが赤ちゃんの名前を呼んでくれてうれしかったです
赤ちゃんが生まれると何かとばたばたしてあっという間に時間は過ぎていきます。先に名付けという大きな仕事を終えてから出産に臨むのもいいのかもしれませんね。
産後につけると生まれた日の気候や感情などを名前に込められる
産後に名前を付けるメリットとして、「その日の天候や出会ったときの感情を名前に込められる」といった点が挙げられます。
例えば、穏やかな天気のいい日に生まれたなら「暖」や「陽」という漢字を使ったり、赤ちゃんと出会ったときの感動をシンプルに「笑」や「幸」、「愛」という漢字で表現するママパパもいるでしょう。
生まれる前に「これ!」と決めていた名前があったけど、実際出産して赤ちゃんの顔を見たら顔つきと名前のイメージが合わず…結局考え直しました!
赤ちゃんの顔を見てから名前を決められるのもうれしいですね。
産前・産後に決めるどちらも一長一短ありますので、それぞれのおうちのスタイルに合った方法やタイミングで名前を考えてみてください。
名前はママ・パパから赤ちゃんへの初めてのプレゼント!
みなさん、愛するわが子にさまざまなアプローチで名前を付けていましたね。
誰が付けるかや、いつ付けるかよりも、名前に込められた思いや願いが子どもにきちんと伝わるかが大事ですよね。
名前は、親から子どもにあげる最初のプレゼントと言えます。
あまり気張りすぎず、大切なわが子へのプレゼント選びを楽しむ気持ちで名付けをしてみましょう。
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