いざというときの備えしていますか?
災害時の赤ちゃんの持ち物、何を持っていったらいいか分からない
災害はいつどこで起こるか分かりません。
緊急時、大人だけでも不安なのに、生まれたばかりの赤ちゃんと避難することになったら…もっと不安ですよね。
もしものとき赤ちゃんを守るためにも、日頃からの備えが大切です。
この記事では、避難時に必要な赤ちゃんのための防災グッズリストや、ないと困る防災グッズを詳しくまとめました。
赤ちゃんの防災グッズ、何を準備したらいいか分からない方は、最後までチェックしてくださいね!
赤ちゃんのための防災グッズリストと備蓄のポイント
まずは、赤ちゃんのための防災グッズがどんなものがあるのか見ていきましょう。
食品を備蓄する場合は、ローリングストックという方法で備えるといいですよ。詳しく紹介していきます。
防災グッズリスト表
まずは、リスト表で何が必要か確認してみましょう。
持ち出す用と備蓄する用で分けると◎。
防災バッグには、大人の物に加えて、赤ちゃん用のミルクやおむつなどを入れましょう。
赤ちゃん用の防災バッグをつくると良いかもしれません。詳しいグッズについてはあとで詳しく説明しますね。
備蓄品は最低でも3日分は用意しておきましょう。可能なら、1週間分の食料や水を用意しておくと安心です。
食品はローリングストックで日頃から備えましょう
食品の備蓄に関しては、「ローリングストック」という方法がおすすめです。
初めて食べるものだと、赤ちゃんが食べてくれないことも。なるべくミルクや離乳食は食べ慣れたものがいいでしょう。
また、母乳で育てているママも、ストレスなどで母乳が出なくなる場合も。念のため、ミルクに慣れておくと安心です。
ないと困る!避難時の”最低限必要”赤ちゃん防災グッズ
赤ちゃんとの避難時に、ないと困る防災グッズのポイントをまとめました。
あくまで必要最低限のものになります。これ以外でも必要なものがないかなど、ご家族で話し合ってみてくださいね。
ミルクセット
●ミルク
ミルクはキューブタイプだと、計量の手間もなく備蓄にも便利です。
また、緊急時はお湯などの確保が難しい場合もあるので、液体ミルクもおすすめ。
母乳の人も場所によっては授乳しづらいこともあるので、ミルクを備えておくと安心です。
●哺乳瓶
瓶タイプのものではなく、プラスチックタイプのものが割れる心配がないので、持ち運びにおすすめ。
哺乳瓶がない場合
紙コップであげる場合もあるので、紙コップも防災バッグに入れると便利です。
離乳食やおやつセット
●離乳食・おやつ
防災バッグには最低3日分は離乳食やおやつを備えておくといいでしょう。パウチタイプのものだと軽くて持ち運ぶのにも便利です。
また、離乳食などは災害時に入手するのが難しい場合があるので、備蓄は1週間分あると安心です。
赤ちゃんに少しでも安心してもらうために、食べ慣れたおやつなどを防災バッグや備蓄にプラスするといいですよ。
●エプロン・スプーン・紙皿
使い捨てのエプロンや紙皿などがあると、食べさせるのに便利。
また、1つずつ包装された柄の長いレトルト用スプーンなどをバッグに入れておくと◎。
水が使えなくても衛生的に離乳食をあげられそうです。
おむつ用品一式
まずは、多めにおむつとおしり拭きを準備しましょう。また、使用済みのおむつを入れる臭わない袋があると◎。
災害時は、ライフラインが使えずに、お風呂などに入れないこともあります。衛生面には注意が必要です。
赤ちゃんの肌は敏感なので、おしりを清潔に保つためにスプレータイプの洗浄液などがあると便利です。
着替え
避難する時期にもよりますが、防寒対策はしっかりしましょう。
また、洋服は月齢によってサイズも変わってくるので、都度見直してください。
ブランケット
赤ちゃんの防寒対策にもなるほか、布団替わりにもなるので便利です。
また、いつも使っているものだと赤ちゃんの安心材料にもなりますよ。
靴、抱っこ紐
避難するときは、道が凸凹していたり、建物が崩れるなど、ベビーカーで移動するのは危険な場合があります。
避難をスムーズにするためにも抱っこ紐を用意しましょう。
また、避難先で裸足だとケガの危険もあるため、靴下や靴を準備するようにしてください。
母子手帳
避難生活が長引く可能性もあります。
そのために赤ちゃんの情報が書かれた母子手帳は大切です。
もし、原本を防災バッグに入れておくのが不安な方は、コピーしたものを防災バッグに入れておくと、安心です。
ネットで買える!あると便利な赤ちゃん防災グッズ
避難生活を衛生的に、なるべく赤ちゃんも安心して過ごせるよう、あると便利な防災グッズを紹介します。
ネットで気軽に買えるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
非常用に便利なミルクグッズ
●使い捨て哺乳瓶
哺乳瓶を袋から取り出してすぐに使える哺乳瓶。
使い捨てなので、災害時でも衛生的にミルクをあげることができます。
●インナーバッグ
哺乳瓶にインナーバッグをセットして、ミルクを入れるだけ。
哺乳瓶が汚れないので、飲み慣れた乳首や哺乳瓶でしか飲まないという赤ちゃんにおすすめです。
コンパクトでかさばらないので持ち運びにも便利ですよ。
●液体ミルク乳首
液体ミルクに直接つけるタイプの乳首も。
缶や紙パックの液体ミルクに直接つけることができます。
離乳食
●野菜フレーク
野菜を茹でて、裏ごしし乾燥させたもので、水やお湯ですぐに食べられます。
野菜不足になりがちな災害時にも、赤ちゃんに野菜を食べさせることができますよ。
●オーガニックおかゆ
有機米や有機野菜を使い、添加物なども不使用のオーガニックベビーフードもおすすめ。
手作り感のある味わいなので、赤ちゃんもおいしく安心して食べられます。
おやつ
●おかゆにもなる!おこめぼー
原材料はお米と水のみ。
そのままおやつとしても食べられて、お湯をかけて即席のおかゆにもなります。
賞味期限も長く、備蓄用のローリングストックにもおすすめです。
●災害用ハイハイン
赤ちゃんせんべいで長く人気のハイハイン。
備蓄や防災バッグには、通常のものより賞味期限が長い災害用ハイハインがおすすめ。
賞味期限は5年なので、防災バッグやローリングストックにも◎。
防災グッズセット
防災バッグに何を入れたらいいか分からない!という方におすすめなのが、防災グッズがセットになったもの。
災害時にないと困る使い捨ての哺乳瓶や水、おむつ、臭わない袋などがセットになっています。
赤ちゃんの防災グッズを日頃から相談して備えましょう
赤ちゃんの防災グッズリストや災害時にないと困る防災グッズを紹介しました。
今回は、必要最低限なものを中心に紹介しましたが、赤ちゃんによって準備するものはさまざまです。
家族で何が必要か相談して、赤ちゃんにあわせた防災グッズを準備しましょう。月齢によっても備えるものが違うので、その都度、防災グッズも見直してくださいね。
赤ちゃんの命を守るために、日頃から家族で話し合って、もしものときに備えましょう。
コメント