赤ちゃん・子連れでの引っ越しって大変?注意点や必要な手続きを徹底解説!

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少しずつ暖かくなり、いよいよ新年度に向けて引っ越しシーズン到来ですね。

引っ越し作業はただでさえ大変なのに、赤ちゃんや子どもがいると何かと制限もあり、「ちゃんと引っ越しできるか不安…」と感じるママパパも多いのではないでしょうか。

この記事では、子連れでの引っ越しの注意点やおすすめの作業スケジュール、引っ越し後の必要な手続きなどを紹介していきます。

ぜひ、最後までご覧になってみてくださいね。

子連れ引っ越しの注意点【引っ越し前の梱包編】

赤ちゃんのお世話をしながら引っ越しの準備をするのがとにかく大変です!

引っ越しの梱包作業を、赤ちゃんのお世話をしながら進めるのは至難の業ですよね…。

それでもやってくる引っ越しの期日。引っ越しの梱包作業は、以下のポイントをおさえてできるだけ時間に余裕をもって進めるのがおすすめですよ。

赤ちゃんに危険がないよう別場所で進める

まず、梱包作業は赤ちゃんとは別の場所でおこなうようにしましょう

ダンボールの組み立てに使う刃物やガムテープを赤ちゃんが触っても危ないですし、高く積まれたダンボールが赤ちゃんのそばに落ちてくる、なんて事態も避けたいところ。

離れて作業していても、ママパパのところへ向かってくるのが赤ちゃんです。

そんなときは、赤ちゃんをベビーゲートの中など安全なエリアに入れたうえで別の場所で進めるようにしましょう。

ベビーゲートやベビーサークルに関する記事はこちらで詳しく解説しています。

引っ越し先でも使えるものをさがしてみてはいかがでしょうか?

赤ちゃんのお世話と引っ越し作業の役割分担を決める

引っ越し作業は、ママとパパで時間を区切り役割分担をして進めるとスムーズです。

赤ちゃんの面倒を見ながら引っ越し作業にとりかかると、どうしても両方中途半端になって赤ちゃんの機嫌を損ねたり梱包作業が思うようにはかどらないことも。

例えば、キッチンまわりの梱包をママが午前中に担当、その間パパと赤ちゃんでお散歩に行ってもらい、午後に書斎の梱包作業をパパにお任せしてママは赤ちゃんの寝かしつけなどに専念する。

このように、時間で区切ってスケジュールを組んでいくと、今やるべきタスクが明確になり、作業に集中しやすいですよ。

赤ちゃんお世話グッズは最後に分かりやすく梱包する

赤ちゃんのお世話に必要なものは、ひとつのダンボールにまとめ、最後に分かりやすく印をつけ梱包しましょう

赤ちゃんのお世話グッズは引っ越し当日、ぎりぎりまで必要になりますよね。

早めにしまってしまうと、あとから必要になって再び探したり、新居での荷ほどきの際に在りかが分からなくて困ってしまうことも。

赤ちゃんにとって必要なものは、最後に梱包し、外からでも分かりやすいようにマーカーなどで目印をつけておくといいでしょう。

ひと口に赤ちゃんのお世話グッズと言っても、その種類はさまざま。一例を挙げてみると、

  • おむつ
  • 着替え
  • 布団
  • おもちゃ
  • 食器類
  • 調理道具

などがあります。

おむつや着替え、保湿クリームなど、毎日使うものは梱包せずに手荷物として多めに持って行くのが◎。

引っ越し先で意外とすぐに必要になるのが赤ちゃんのお昼寝用の寝具です。

コンパクトサイズのものを、「赤ちゃんお世話グッズ」のダンボールのなかに混ぜて入れておきましょう。

また、粉ミルクを飲んでいる赤ちゃんならお湯を沸かすケトルや電気ポット、離乳期のお子さんは離乳食を調理するための鍋や食器なども早めに必要になるはず。

月齢に合わせて、引っ越し後すぐに必要になりそうなものをリストアップしてみてくださいね。

おまかせパックやベビーシッターなども検討する

引っ越し作業が佳境に入ったら、誰かに赤ちゃんを短時間預けるという選択肢もアリです。

荷物をまとめたら部屋を掃除をする必要もあるので、赤ちゃんが自宅にいない時間を作れると一気に作業が進むことも。

近くに家族が住んでいれば少しの間預かってもらったり、少し長めの散歩に連れ出してもらったりするのもいいでしょう。

近所に頼れる人がいない場合、ベビーシッターや一時預かりなど、頼れるものは頼る!といったスタンスでいくほうが、引っ越し作業はスムーズです。

また、大事なものだけ自分たちで梱包して、あとは引っ越し業者におまかせできるプランもありますね。

費用はかかりますが、断然ラクなのは間違いないので、赤ちゃんが手がかかる月齢の場合はおまかせパックを使うのも検討してみては!?

子連れ引っ越しの注意点【引っ越し先での暮らし編】

続いては、引っ越し先の新居での荷ほどき作業の注意点を解説していきたいと思います。

子連れ引っ越しも、ここまでくればゴールは目の前!

こちらも時間にゆとりをもって、のんびり進められるといいですね。

初日はライフラインが使えないことも考慮する

新居では、引っ越した当日からライフラインが使えるか事前に確認しておきましょう

電気・水道・ガスは、特に赤ちゃんに食事をさせるために必要になるケースが多いです。

ライフラインが使えないと調理は無理ですし、使えたとしても冷蔵庫やガスコンロなど、調理に必要な器具の設置に時間がかかることも考えられます。

引っ越し当日の食事をどうするのかあらかじめ確認しておき、ベビーフードなどで対応したり、月齢が進んでいる子どもの場合はそのまま食べられる食事を用意しましょう。

新居での生活がなかなか落ち着かず、子どもがストレスを感じてしまうかも…

食事やねんねの環境作りが大変な場合、住環境が整うまで近くのホテルに泊まるのもアリです。

ホテルなら、電子レンジやお湯のサービスがありますね。

赤ちゃんに必要なグッズを先に荷ほどきする

赤ちゃんに必要なグッズは、荷物の搬入後できるだけ早めに荷ほどきしましょう

荷物運びだしの際に、印をつけて分かりやすく梱包した赤ちゃんお世話グッズのダンボールは、新居での搬入の際、別の場所に分かりやすく置いてもらうのがおすすめ。

積まれたダンボールの一番下に置かれたりすると、取り出すのだけでひと苦労ですよね。

先に荷ほどきすることで、できるだけ赤ちゃんの「日常」を早めに取り戻させてあげることができるかもしれませんよ。

赤ちゃんの体調変化に注意する

引っ越し先では、赤ちゃんの様子をよく確認し、いつもと変わったところがないか気にかけてあげましょう

引っ越し作業や移動で、赤ちゃんにもストレスがかかっています。

さらに新しい家での慣れない環境に、生活リズムが崩れてしまうことも考えられます。

できるだけ食事や睡眠リズムをいつも通りにさせてあげられるよう環境作りを進めましょう。

例えば、カーテンを早めにとりつけてあげれば、暗いところでゆっくり眠らせてあげられますし、食器やスプーンなど、いつも使っているものを出すだけで食が進むこともあるかもしれませんよ。

引っ越し先の小児科を調べておく

慣れない環境での新生活で、体調を崩す赤ちゃんもいるかもしれません。

念のため、新居付近の小児科の病院の場所や診察時間などを、引っ越し前に調べておくようにしましょう

また、引っ越しは土日におこなうおうちも多いと思います。

救急外来や土日診療している病院、ドラッグストアの情報もチェックしておくとより安心ですね。

子連れ引っ越しに必要な子育てに関する手続きは?

特に子育て関係で引っ越し前や引っ越し後に必要になる手続きはなんですか?

続いては、特に別の市区町村への引っ越しにともなって必要になる手続きを紹介していきたいと思います。

あくまで一例で、自治体によっては別の制度の手続きが必要になるケースもあります。詳しくは現在お住まいの自治体・引っ越し先の自治体のホームページなどで事前に確認するのがおすすめです。

乳幼児医療費助成

子どもの医療にかかわる費用の助成に必要な「乳幼児医療費受給資格証」は、申請が必要となります。

申請の手順はこちら。

乳幼児医療費受給資格証の申請手続きの手順
1.転出先の市区町村役場に乳幼児医療費受給資格者証を返却
※引っ越し先に提出が必要な「所得課税証明書」も一緒に発行してもらうと便利

2.転入先の市区町村役場に乳幼児医療費受給資格者証の申請を提出

返却や申請に必要な持ち物は、

  • 子どもの健康保険証
  • 印鑑
  • 身元確認書類(免許証やマイナンバーカードなど)
  • 所得課税証明書

が一般的ですが、各自治体によって異なる場合がありますので、詳しくは問い合わせてみるのが安心ですね。

児童手当

児童手当も、引っ越しにともない申請が必要です。

特に別の市区町村に引っ越す場合の申請手順がこちら。

児童手当の申請手順
1.転出先の市区町村役場で「児童手当受給事由消滅届」を提出
※引っ越し先に提出が必要な「所得課税証明書」も一緒に発行してもらうと便利

2.転入先の市区町村役場で「児童手当認定請求書」を提出

児童手当は、原則申請した翌月分からの支給となるので、申請が遅れると手当が受け取れない可能性が出てきてしまいます。

忙しいとは思いますができるだけ早めに申請するのがおすすめ。

必要な書類や提出物は家庭状況などによって異なりますので、あらかじめ引っ越し先の自治体に確認しておくのがベターです。

予防接種や乳幼児検診

予防接種や乳幼児健診の健診票や接種券も、引っ越し先で新たに発行してもらう必要があります

引っ越し先の役所の健康課や保健センターで手続きを。

引っ越し前のもともと持っていた予診票や接種券を母子健康手帳と一緒に持参して、新たなものを再交付してもらいましょう。

転園・転校

引っ越しでは、保育園や幼稚園、学校の転校にともなう手続きも重要です。

認可保育園の場合、今まで通っていた保育園へ「退園届」を提出する必要があります。

引っ越し先で新たな認可保育園に入園する際は、あらかじめ空き状況を確認し、転入先の役所に相談したり実際に保育園見学をしてみましょう。

また、年度ごとの入園の申し込みには締切日を設けている自治体も多くあります。

転園先への提出書類もさまざまで、準備するのに時間がかかるので、スムーズに転園したいときは、余裕をもって引っ越し先での保活を始めた方が安心でしょう。

そのほかにも、健康保険証やマイナンバーカードの住所変更など、必要な手続きはたくさん。

しかし、すべてを1日でこなす必要はありません。

手続きの必要があるものを事前にリストアップして、期限があるものを優先的に申請し、子どもとのお散歩ついでに役所に行く感覚で進めていきましょう。

ゆとりあるスケジュールで子連れ引っ越しをスムーズに

子連れでの引っ越しは、作業もはかどらない、手続きも面倒で、本当にへとへとになってしまいますよね。

赤ちゃんだけでなく、ママパパの負担も軽減できるよう、時間に余裕をもったスケジュールで作業を進めていけたらいいですね。

引っ越し先での新生活が、みなさまにとって充実したものになることを願っています。

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