赤ちゃんの離乳食づくり、毎日となると大変ですよね。とくに仕事復帰や下の子の育児が重なると、「手作りが追いつかない」「幼児食っていつから?」と悩むママ・パパも多いはず。
そんなときに便利なのが離乳食・幼児食の宅配サービスです。
この記事では、離乳食期に人気の「ファーストスプーン」と、幼児食期におすすめの「モグモ(Mogumo)」を紹介。
時期ごとの特徴や使い分け方を知ることで、無理なく・楽しく食事の時間を続けられるヒントが見つかります。
離乳食・幼児食の宅配とは?どんな家庭に人気?

育児中の食事づくりを助けてくれるのが、離乳食・幼児食の宅配サービスです。
冷凍やレンチン中心で衛生的に管理され、栄養バランスも整っているため、最近は共働き家庭やワンオペ育児のサポートとして利用が広がっています。ここでは、人気の理由を詳しく見ていきましょう。
共働き家庭を中心に利用者が増えている
離乳食・幼児食の宅配は、時間・安心・栄養の3拍子がそろった時短サービスとして注目されています。
共働き世帯では、夕方の限られた時間に「買い物・調理・後片づけ」をこなすのは大きな負担。冷凍の宅配なら、必要な分だけ温めてすぐ出せるので、“あと一品”をすぐ用意できるのが魅力です。
また、管理栄養士監修のメニューが多く、「手作りのような安心感」と「手間の軽減」を両立できる点が支持されています。
忙しい日のごはんづくりを時短できる
離乳食や幼児食の調理は、食材の下ごしらえ・刻み方・やわらかさの調整など、意外と時間がかかります。
宅配を利用すると、すでに月齢に合わせた形状・味付けで届くため、レンチンだけで食べられる便利さが最大のメリット。
特に夕食時や外出後の「すぐ食べさせたい!」というシーンでは、ストレスをぐっと減らしてくれます。
冷凍タイプなら衛生的にも安心で、常備しておくと心に余裕が生まれます。
手作りと宅配を組み合わせると無理なく続けられる
宅配サービスは、「すべてを置き換える」よりも手作りと組み合わせて使うのが理想的です。
たとえば、「主菜は宅配、汁物は手作り」といった形で取り入れると、手作りの温かみを残しながら負担を軽減できます。
「今日は疲れたから冷凍」「週末は手作り」といった柔軟な使い方で、ママ・パパの継続ストレスを減らし、赤ちゃんも安心して食事を楽しめます。
離乳食期(初期〜完了期)におすすめ|ファーストスプーン
ファーストスプーンは、生後5〜6か月ごろの離乳食初期から完了期までをカバーする宅配サービス。
月齢ごとに食材や舌触りが細かく調整されており、初めてのひと口から“かむ練習”まで段階的にサポートしてくれます。
管理栄養士監修のメニューで、素材の味を生かしたやさしい味つけが特徴です。
月齢ごとのメニューと食材バランス
中期(7〜8か月)では豆腐や白身魚など、たんぱく質を少しずつ取り入れ、舌触りは「とろとろ+少しつぶし気味」に。
後期(9〜11か月)には野菜や穀類を刻み、“自分で食べる練習”につながる形状へと進みます。
完了期(1歳〜)は大人の食事に近い味つけで、だしのうま味を中心に調理。
段階ごとに味・食材・固さが調整されているため、家庭でのステップアップもスムーズです。
味や食べやすさに関する口コミまとめ
SNSや公式レビューでは、「素材の味がしっかりしていて食いつきが良い」「冷凍なのに香りが自然」といった声が多く見られます。
「忙しい日でも安心して使える」「食べムラがあっても気負わず続けられる」というママ・パパのリアルな感想も。
一方で、「量が少し控えめ」と感じる口コミもあるため、食欲が旺盛な時期はほかのおかずと組み合わせるとちょうどよいバランスになります。
定期便の内容と料金プランの詳細
ファーストスプーンの基本プランは、
- お試しセット(初回限定):2,250円(送料別)
- 定期便:4,050円(送料別)
- 単品購入:850円〜(必要な時だけ注文可能)
冷凍で約1年保存できるため、ストックしておくと便利です。
定期便では月齢に合わせて自動でメニューが変わるので、「次はどんな食材を試そう?」というステップアップにも役立ちます。
幼児食期(1歳半〜)におすすめ|モグモ(Mogumo)
【子どもお墨付き】冷凍幼児食モグモは、1歳半〜6歳ごろの子ども向けに作られた冷凍タイプの幼児食宅配サービスです。
仕事や家事で忙しいママ・パパに代わって、管理栄養士監修の栄養バランス食を簡単・安心にお届け。
9割以上が無添加メニューで、子どもの味覚を育てながら“安心して時短できる”と人気を集めています。
月齢ごとのメニューと食材バランス
モグモのメニューは、1歳半〜6歳ごろの発達段階に合わせて設計されています。噛む力や飲み込む力を育てながら、「自分で食べる力」を自然に身につけられる構成です。
たとえば、人気メニューには
- 「まろやかな旨みのトマトとナスのミートソース」
- 「ほっぺがおちるお子さまポークカレー」
- 「甘口醤油で仕上げた銀さけ」
など、幼児向けにアレンジした“家庭の味”がそろっています。
忙しい日でも、レンジで温めるだけで栄養満点のごはんが完成します。
モグモは、9割以上が無添加で作られているため、子どもの味覚形成にも安心。独自の冷凍技術で、おいしさと栄養をそのまま閉じ込めています。
味や食べやすさに関する口コミまとめ
モグモを利用したママ・パパからは、以下のような声が多く寄せられています。
- モグモを使用してから野菜なども少しずつ食べてくれるようになりました!
- 食べムラ期な娘に悩んでいましたがびっくり!どのメニューも完食で夫と驚いています!
- 魚嫌いですが、このメニューなら食べるので大量にストックしています!
また、「味つけが濃い」という意見もありますが、幼児期は年齢幅がとても広いため、小さいお子さんには、ご家庭で少し味の調整をすれば◎。「安心して一緒に食べられる」と家族みんなで楽しむ家庭も増えています。
モグモのメニューは約40種類あり、和・洋・中とバリエーション豊富。毎日違う味を楽しめるので、食べムラや偏食の対策にも役立ちます。
定期便の内容と料金プランの詳細
モグモの定期便は、ライフスタイルに合わせて柔軟に選べるプラン設計が魅力です。
- お試しセット(初回限定):8食入り 約3,000円前後
- 定期便プラン:8食・12食・18食・24食から選択可能
- スキップ制度:旅行や予定に合わせて一時停止OK
- プラン変更:お届け周期・食数の変更はいつでも可能
冷凍で届くので、冷凍庫にストックしておけば“いざというとき”にすぐ使える安心感があります。
また、管理栄養士による無料相談サポートも用意されており、「月齢に合う食材がわからない」「偏食に困っている」などの悩みを気軽に相談できます。
かわいいパッケージで届くので、子どもも楽しく食事に参加でき、ママ・パパの「罪悪感ゼロで時短できる」頼れる味方として人気が高まっています。
離乳食から幼児食への切り替えタイミングと注意点

赤ちゃんが1歳を過ぎるころになると、「そろそろ幼児食かな?」と気になる時期ですよね。
でも実際には、月齢よりもかむ力・飲み込む力の発達を目安に進めることが大切です。
食材の固さや形をゆるやかに変えていくことで、無理なく“食べる練習”が続けられます。
かむ力と飲み込む力がしっかりしてきたら切り替え時期
幼児食への切り替えは、月齢よりも「食べ方の様子」を観察するのがポイントです。
たとえば、舌で押しつぶす動きができる、奥歯でかむようなそぶりがある、口いっぱいに入れずゆっくり飲み込める――これらの様子が見られたら切り替えのサインです。
かたさの目安は「歯ぐきでつぶせるくらい」。
おかゆを少しずつご飯に近づけたり、野菜をやわらかく煮て形を残すなど、段階的にステップアップしていきましょう。
食べないときは一時的に離乳食へ戻してOK
幼児食に進めたものの、「急に食べなくなった」「口に入れても出してしまう」――そんな時期もよくあります。
これは食感や味の変化に慣れていないだけの場合も多いので、焦らずに一度離乳食のやわらかめメニューへ戻すのも大丈夫。
大切なのは、食べることへの“楽しい気持ち”を保つことです。
家族が一緒に食卓を囲み、「おいしいね」と声をかけることで、自然と意欲が戻っていきます。
宅配サービスを使うと移行がスムーズに進められる
離乳食から幼児食への移行期は、食材の大きさやかたさの調整がむずかしい時期でもあります。
そんなとき、月齢ごとに設計された宅配サービスを活用すると、無理なく進めやすくなります。
「ファーストスプーン」はなめらか→粒あり→刻みへと少しずつ変化し、「モグモ」はやわらかく噛みやすい食材で“自分で食べる練習”をサポート。
このように段階を意識したメニューを取り入れることで、家庭でも自然に食感の変化に慣れさせることができます。
宅配サービスを上手に使うコツ

宅配サービスはとても便利ですが、「全部宅配にする」と決めなくても大丈夫です。
家庭のペースに合わせて“ちょうどいい使い方”を見つけることで、長く・無理なく続けられます。
ここでは、忙しいママ・パパがストレスなく活用するためのポイントを紹介します。
全部宅配にしなくてもOK
「せっかく頼むなら全部宅配にしたほうがいいのかな?」と迷う方もいますが、手作りと組み合わせるのがいちばん現実的です。
たとえば「主菜は宅配」「副菜や汁物は手作り」といった使い分けなら、時短しつつ“家庭の味”も残せます。
子どもの食べる量や好みに合わせて柔軟に取り入れることで、親も子もストレスなく食事を楽しめます。
冷凍ストックを上手に使い回す
宅配の冷凍メニューは、“いざというとき”の味方になります。体調不良や仕事の残業などで夕食づくりが難しいときでも、冷凍庫にストックがあるだけで安心。
「買い物に行けない日」「外出後にすぐ食べさせたい日」など、週に数回の“お助けデー”として使うのもおすすめです。食材ロスも減らせるので、経済的にも無駄がありません。
使いすぎを防ぐルールを作る
便利だからこそ、気づけば頼みすぎてしまうことも。
そんなときは、「定期便を1回スキップする」「使うのは週3回まで」など、あらかじめルールを決めておくと安心です。
多くの宅配サービスにはスキップ・解約制度があるため、家計や食材の消費ペースに合わせて調整できます。
“使いたいときに使える”余裕をもつことが、長く続けるコツです。
時期に合わせて無理なく宅配サービスを活用しよう

離乳食から幼児食へのステップは、子どもの成長に合わせてゆっくり進めることが大切です。
宅配サービスは、そんな「がんばりすぎない食育」を支えてくれる存在。
手作りと組み合わせながら、家庭のペースに合った使い方を見つけていきましょう。



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