【キウイ】離乳食の下ごしらえ|栄養や選び方、調理のポイントなど詳しく解説

ビタミンCが豊富なキウイ。年中手に入るキウイは献立に取り入れやすいフルーツですよね。ただ、キウイ独特の酸味が苦手な赤ちゃんもいるので、離乳食で与える場合は様子をみながら赤ちゃんのペースにあわせて進めましょう。

ここでは、キウイの選び方や、おいしく調理するコツや保存方法、月齢別の形状を紹介します。

離乳食のキウイはいつから食べさせていい?

キウイは離乳中期7~8か月ごろから食べることができます。ただ、独特の酸味があるため苦手な赤ちゃんも。あまり焦らず、赤ちゃんの様子を見ながら始めましょう。

キウイはアレルギーの表示が推奨されている特定原材料のうちの1つに指定されています。初めて与えるときはしっかりと加熱したキウイを少量から始めるようにしてください。

キウイの栄養は?

免疫力を高めるビタミンCや食物繊維が豊富に含まれています。カリウムや鉄分などさまざまな栄養素が含まれており、栄養価の高い食材です。

キウイの選び方は?

  • ふっくらと重みがあるもの
  • 緑色のキウイは全体にうぶ毛が生えているもの
  • 黄色のキウイは表面がなめらかなもの

調理のポイント

黄色いキウイがおすすめ

黄色いキウイは緑色のキウイに比べて酸味が少なく、甘みが強いため、離乳食期には黄色いキウイがおすすめです。

芯と種は取り除きましょう

芯の部分はかたく、種は消化がしにくいので、1歳ごろまでは取り除きましょう。スプーンで種と芯をくり抜くと簡単です。

しっかりと加熱をしましょう

アレルギーの心配があるため、1歳ごろまでは加熱したものを与えましょう。電子レンジで加熱する場合は、耐熱容器にキウイを入れ、ふんわりとラップをし、様子を見ながら20~30秒ほど加熱しましょう。

冷凍保存のコツは?

加熱したキウイを小分け冷凍

使う分をラップに包んでフリーザーバッグに入れたり、製氷皿に入れるなど、小分け冷凍が便利です。

各時期別のキウイの大きさの目安は?

離乳中期

種と芯をとったキウイをしっかりと加熱し、始めのころはすりつぶしたジャム状で。慣れてきたらみじん切りに。

離乳後期

種と芯をとったキウイをしっかりと加熱し、5~7mm角に切ったもの。

離乳完了期

生のキウイを1cm角に切ったもの。


■監修の先生

管理栄養士山本さん

山本 理江 やまもと まさえ 先生

管理栄養士・フードコーディネーター。乳幼児健診での食事指導や離乳食~幼児食教室に携わる。食育講演、子育てに関する講演および料理教室なども行っている。


関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。