【さやいんげん】離乳食の下ごしらえ|栄養や選び方、調理のポイントなど詳しく解説

煮物や料理に彩りを添えるさやいんげん。年中手に入るイメージもありますが、夏野菜になります。

ゆでて、マヨネーズでそのまま食べるのも甘みがあっておいしいですよね。ただ、赤ちゃんにとってはかたさがある食材なので、与える場合は下ごしらえをしっかりしましょう。

ここでは、さやいんげんを与えるときの月齢ごとの形状や調理のポイントなどをご紹介します。

離乳食のさやいんげんはいつから食べさせていい?

離乳中期ごろから食べることができますが、さやいんげんは、かたさがあり、なめらかにしづらい食材なので、離乳後期、9~11か月ごろから与えるのが安心です。月齢にあわせた形状にして与えましょう。

さやいんげんの栄養は?

さやいんげんは緑黄色野菜の仲間で、βカロテンやビタミンC、葉酸などが含まれています。また、疲労回復や余分なアンモニアを体外に排出する働きがあるとされる、アミノ酸の一種「アスパラギン酸」が含まれています。

さやいんげんの選び方は?

  • 種の部分が盛り上がっていないもの
  • 緑が濃く、鮮やかなもの

調理のポイント

筋をとりましょう

筋は食べづらいため、筋がある場合は、取るようにしましょう。ヘタを少し折るようにして、反対側にひっぱると取ることができます。

長めに茹でると◎

歯ごたえがあるのがおいしいさやいんげんですが、赤ちゃんには食べづらいので、15分くらい普段より長めに茹でてやわらかくして与えましょう。

冷凍保存のコツ

月齢別の大きさにしたさやいんげんを小分け冷凍

月齢別の大きさに調理したさやいんげんを、製氷皿や小分けの保存容器などに入れて小分け冷凍すると、1回分ですぐ使えるので便利です。

さやいんげんのやわらかさ・大きさの目安は?

離乳後期

筋を取り、やわらかく茹でたさやいんげんを5~8mmほどの大きさに切ったもの。

離乳完了期

筋を取り、やわらかく茹でたさやいんげんを1cmほどの大きさに切ったもの。


■監修の先生

管理栄養士山本さん

山本 理江 やまもと まさえ 先生

管理栄養士・フードコーディネーター。乳幼児健診での食事指導や離乳食~幼児食教室に携わる。食育講演、子育てに関する講演および料理教室なども行っている。


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