【ズッキーニ】離乳食の下ごしらえ|栄養や選び方、調理のポイントなど詳しく解説

夏が旬のズッキーニ。パスタやピザなどの洋食に使うイメージもありますが、炒めたり、煮物にしたり、実は幅広い料理に使える万能野菜!加熱するとやわらかく甘みもあるので、離乳食期から与えることができます。

ここでは、ズッキーニの選び方や、おいしく調理するコツや保存方法、月齢別の形状を紹介します。

離乳食のズッキーニはいつから食べさせていい?

離乳食に慣れてきた離乳中期、7~8か月ごろから食べることができます。アクがあるため、食べさせるときはしっかりとアク抜きをしてから食べさせましょう。

ズッキーニの栄養は?

きゅうりのような見た目のズッキーニですが、かぼちゃの仲間です。かぼちゃほど栄養価は高くありませんが、βカロテンやビタミンCなどを含んでいます。

ズッキーニの選び方は?

  • 皮にハリやツヤがあるもの
  • あまり大きすぎないもの
  • 皮がなめらかなもの
  • 太さが均一なもの

調理のポイント

ズッキーニの皮はむきましょう

赤ちゃんにはズッキーニの皮はかたいので、1歳ごろまでは皮をむいてから与えましょう。

食べ慣れるまで種をとりましょう

ズッキーニの種は食べづらく、消化もしにくいので、赤ちゃんが食べ慣れるまでは取り除きましょう。ズッキーニの中心部をスプーンでけずると簡単にとれますよ。

アク抜きをしましょう

ズッキーニにはアクがあるので、皮をむいたズッキーニを水にさらしてアク抜きをしましょう。

冷凍保存のコツ

加熱したズッキーニを小分け冷凍

使う分をラップに包んでフリーザーバッグに入れたり、製氷皿に入れるなど、小分け冷凍が便利です。

各時期別のズッキーニの大きさの目安は?

離乳中期

皮をむき、アクを抜いたズッキーニをやわらかくなるまで茹でて、みじん切りに。

離乳後期

皮をむき、アクをぬいたズッキーニをやわらかくなるまで茹でて、5~8mm角に切ったもの。慣れてきたら種も食べられます。

離乳完了期

アクをぬいたズッキーニを茹でて、1cm角に切ったもの。


■監修の先生

管理栄養士山本さん

山本 理江 やまもと まさえ 先生

管理栄養士・フードコーディネーター。乳幼児健診での食事指導や離乳食~幼児食教室に携わる。食育講演、子育てに関する講演および料理教室なども行っている。


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