おかゆや食パン、うどんなどの主食に慣れてきたころから始められるスパゲッティやマカロニ。ミートソーススパゲッティやグラタンなど赤ちゃんが好きなメニューもたくさん。離乳食に使えると主食のレパートリーが増えて便利ですよ。ここでは、調理のポイントや保存方法、月齢別の形状を紹介します。
離乳食のスパゲッティ・マカロニはいつから食べさせていい?
スパゲッティやマカロニは7~8か月ごろから食べることができます。食パンなどの小麦食材に食べ慣れてきたらスタートしましょう。
茹でてもやわらかくなりにくいため、しっかり口を動かしてモグモグできているかなど、赤ちゃんの様子をしっかりチェックしながら進めましょう。
もし食べづらそうにしていたら開始時期を遅らせても大丈夫です。
スパゲッティ・マカロニの栄養は?
エネルギー源の糖質や成長にかかせないたんぱく質、ビタミン類も豊富に含まれています。
スパゲッティ・マカロニの選び方は?
離乳食で食べさせるスパゲッティやマカロニはくたくたになるまで長い時間煮るので、細めのスパゲッティだと調理しやすいです。また、サラダに使うショートパスタもおすすめ。
離乳食用にあらかじめカットされたスパゲッティやマカロニなどの商品を使うのも便利です。卵が含まれているものもあるので、購入のときにしっかりチェックしましょう。
調理のポイント
長いスパゲッティは茹でる前に短くすると◎
長いスパゲッティを茹でる前に手で短く折ると刻む時間を短縮でき、茹でてから切るよりも簡単に調理ができます。
茹でるときは塩は使わずに
大人用のスパゲッティを茹でるときにはよく塩を入れますが、離乳食用のスパゲッティを茹でるときは塩は使わないようにしましょう。
長めに茹でてやわらかくしましょう
スパゲッティはうどんなどと比べてかたいため、くたくたにやわらかく茹でましょう。目安時間の倍は茹でるようにしてください。
冷凍保存のコツ
食べやすいサイズにカットし小分け冷凍
やわらかく切ったスパゲッティやマカロニをラップで包み、フリーザーバッグに入れて冷凍保存します。食べるときは電子レンジで解凍、加熱。またはスープに入れるときなどはそのまま入れて調理してもOKです。
各時期別のスパゲッティ・マカロニの大きさの目安は?
離乳食中期
やわらかく茹でたスパゲッティ・マカロニをみじん切り。
離乳食後期
やわらかく茹でたスパゲッティ・マカロニを1cmほどの長さに。
離乳食完了期
やわらかく茹でたスパゲッティ・マカロニを2~3cmほどに刻んで。
■監修の先生
山本 理江 先生
管理栄養士・フードコーディネーター。乳幼児健診での食事指導や離乳食~幼児食教室に携わる。食育講演、子育てに関する講演および料理教室なども行っている。
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