ベビーベッドはいつまで使える?卒業のタイミングの目安も解説
赤ちゃんの寝床として便利な「ベビーベッド」を使っているおうちも多いかと思います。
そこで気になるのがベビーベッドの使用期間について。
ベビーベッドはいつまで使えますか?卒業するタイミングが難しいです
一般的なベビーベッドの対象年齢は生後24か月までとなっています。
しかし、実際は2歳を迎える前にベビーベッドを卒業しているケースも多いかと思います。
ベビーベッドを卒業する目安について確認していきましょう。
ベビーベッド卒業のサインその1:寝返りをうつ
ベビーベッドを卒業する目安のひとつとして、「寝返りをうつ」ことが挙げられます。
寝返りをうってベビーベッドの柵から足や手が出たりぶつかったりしたら、赤ちゃんの深い眠りを妨げてしまうことも。
夜中に寝返りをうってたびたび起きるようなら、ベビーベッドを卒業するタイミングかもしれません。
ベビーベッド卒業のサインその2:つかまり立ちをする
「つかまり立ち」も、ベビーベッドをやめるきっかけのひとつとして考えられます。
ベビーベッドのなかでつかまり立ちをすると、柵の上から転落する危険性も。
底の高さを調整して赤ちゃんが乗り越えられない高さに調整できるベビーベッドも多いですが、そうすることで赤ちゃんを寝かせるときの高低差が大きくなり、ママパパの腰にも負担がかかります。
ベビーベッドは起きているときの赤ちゃんの居場所として使い、眠る場所は別に設けるのもいいかもしれません。
ベビーベッド卒業のサインその3:ベビーベッドを嫌がる
赤ちゃん自身がベビーベッドを嫌がったら、別の寝床を探すサインかも。
たっちやあんよができるようになると、閉塞感のあるベビーベッドを嫌がる赤ちゃんもいます。
無理にベビーベッドに入れると、抜け出そうとして大きな事故につながる危険性もあるので、泣いて嫌がるようなら別の場所で眠ることをおすすめします。
ベビーベッド卒業後の寝る場所はどこにする?
ベビーベッドを卒業したら、赤ちゃんはどこで眠るのがいいのでしょうか?
いくつか例を紹介します。
おうちの間取りや環境に合った寝具を見つけてみてください!
大人用ベッド
まずは、「ママパパが使っている大人用ベッドで一緒に眠る」。
この場合、新たな家具などを買い足す必要もないので部屋が狭くなることもなく、家具のレイアウトを考え直す手間が省けます。
しかし、赤ちゃんをベッドにそのまま寝かせるのは転落の危険性があるのでNG。
赤ちゃん用のベッドガードを取り付けましょう。
ベッドガードをつけたらいつからでも赤ちゃんと一緒に寝ていいですか?
一般的なベッドガードは、生後18か月から使用可能としている商品が多めです。
ベッドガードをつけて大人用ベッドで一緒に眠るのは、生後1歳半を過ぎてからにするのが安全でしょう。
キッズベッド
キッズベッドで寝かせるのも選択肢のひとつ。
今すぐにではなくても、将来的に子ども部屋で一人で寝かせる予定なら、キッズベッドを購入して眠らせるのもいいでしょう。
キッズベッドは、安全面が考慮されたタイプのものを選ぶのが◎。
マットレス・布団
布団で眠るのも、ベビーベッド卒業後に比較的始めやすい眠り方です。
高さがないので、安全に赤ちゃんを眠らせることができます。
ベビー布団を使ってもいいですし、ママパパと一緒に布団を敷いて川の字で眠るのもいいですね。
川の字で寝ると、子どもがママの布団とパパの布団の隙間に落っこちてうまく眠れません
その場合は、セミダブルやダブルなど、大きめサイズのマットレスで一緒に眠るのがおすすめ。
隙間を気にせず、広々と眠れますよ。
ベビーベッド卒業後の注意点やおすすめ対策グッズを紹介
ベビーベッドを卒業して別の場所で眠るときにはいくつか注意点があります。
今までとは違った環境での睡眠になるので、ねんね環境を整えるためにぜひ参考にしてみてくださいね。
寝室を出ないよう対策を!
まず大事なのは、「赤ちゃんが寝室から出ないよう配慮する」ことです。
今まではベビーベッドという安全なエリアのなかで眠っていた赤ちゃんですが、ベッドや布団で眠ることになると部屋中どこでも歩き回れます。
ママパパが眠っている間に部屋の外に出てしまっては大変!
寝室のドアにロックをかけたり、ベビーゲートやベビーサークルで赤ちゃんを安全なエリアで眠らせるようにしましょう。
寝室に危険なものを置かないこと
寝室には、赤ちゃんが触ったら危険なものや気が散るものは極力置かないようにしましょう。
ママパパが眠っているときにこっそり抜け出して寝室の棚のなかを物色、なんてパターンも考え、寝室はすっきり整理しておくのがベストです。
また、寝室におもちゃやパソコンなど、子どもの気が散りそうなものが置いてあるのも△。
見えないように収納するか、別の部屋に保管しておきましょう。
寝室は清潔に
ベビーベッドから寝る場所を変えるときは、寝室をいつも以上に清潔にしておくと安心です。
特に布団やマットレスなど、床の近くで眠ることになった場合、ベビーベッドよりもごみやホコリをダイレクトに吸ってしまう可能性が。
できる範囲で構わないので、寝室の掃除を心がけるようにしましょう。
安全なねんね環境でベビーベッド卒業をスムーズに
ベビーベッドは安全でママパパも安心できる赤ちゃんの寝床ですよね。
赤ちゃんにとっても、ベビーベッド以外で眠るのは最初は不安かもしれません。
ベビーベッド卒業を決めたら、「これからどこで寝るか」「どんな寝具で寝るか」を決め、焦らず納得のいくアイテムを見つけてねんね環境を整えてみてくださいね。
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