夏が旬のブルーベリー。そのまま食べたり、ジャムにしてパンやヨーグルトと一緒に食べたりするのもおいしいですよね。コロンとした見た目がかわいらしいブルーベリーですが、赤ちゃんに与える際は、誤嚥に気を付けて下ごしらえをしっかりして与えましょう。
ここでは、ブルーベリーの選び方や調理のポイントや注意点などをご紹介します。
離乳食のブルーベリーはいつから食べさせていい?

離乳後期9~11か月ごろからOK。ブルーベリーにはかたい皮がついています。そのままだと飲み込みづらいため、はじめのころは皮をむいたものを与えるようにしましょう。
裏ごしをすると簡単に皮を取り除けます。中にはブルーベリーの酸味が苦手な赤ちゃんもいるため、完熟したものを与えるようにしましょう。食べてみて確認してみてください。
いっぱい食べるからといって、与える量には注意しましょう。
ブルーベリーの栄養は?
ブルーベリーにはビタミンC、ビタミンEのほか、食物繊維、ポリフェノールの1種であるアントシアニンなどの栄養が豊富に含まれています。
ブルーベリーの選び方は?

- 粒がふっくらしているもの
- 皮にしわがなく、ハリがあるもの
- 表面にブルーム(白い粉)がついているもの
- 色が濃いもの
調理のポイント
皮は取り除いて裏ごしを

ブルーベリーの皮は赤ちゃんにはかたいため、皮を取り除きましょう。裏ごしをすると皮を取り除きやすいですよ。はじめのころは加熱をして与えましょう。
完了期も必ず切って与える

ブルーベリーは誤嚥の心配があるため、丸ごと与えないでください。必ず切って与えるようにしましょう。赤ちゃんの食べる様子を見ながら進めてください。
冷凍保存のコツ
生のブルーベリーを冷凍

ブルーベリーを洗って、水滴をふき取ったものをフリーザーバッグなどに入れて冷凍保存することができます。
裏ごしをしたブルーベリーを小分け冷凍

加熱し、裏ごしをしたブルーベリーも1回分を小分けの保存容器などに入れて冷凍すると便利です。
ブルーベリーの大きさの目安は?
離乳後期

加熱し、裏ごしをして皮を取り除いたもの。
離乳完了期

1/2か1/4にカットしたもの。
■監修の先生

山本 理江 先生
管理栄養士・フードコーディネーター。乳幼児健診での食事指導や離乳食~幼児食教室に携わる。食育講演、子育てに関する講演および料理教室なども行っている。
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