デカルコマニーのやり方は?デカルコマニーのねらい、あると便利なグッズの紹介も

本ページはプロモーションが含まれています。

デカルコマニーとは?やり方を解説

みなさん、「デカルコマニー」という言葉はご存じでしょうか?

保育園や幼児教室などで最近取り入れられている絵の具を使った遊びなのですが、具体的にどんなことをするのか、疑問に思う方も多いと思います。

この記事では、デカルコマニーの方法や遊びのねらい、家でデカルコマニーをやる際のお助けアイテムなどを紹介しています!

おうち遊びのひとつに絵の具を取り入れてみようかなと考えているママパパは、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

まずはじめに、デカルコマニーとはどんな遊びなのかを解説していきたいと思います。

絵の具を使って左右対称の模様を描く

デカルコマニーとは、紙に絵の具をたらしたり塗ったりしてから、その紙を半分に折ることで左右対称の柄を浮かび上がらせて遊ぶ絵の具遊びのことです。

もとはフランス語で「転写する」という意味をもつデカルコマニー。

偶然にできる形や色彩を楽しむもよし、創造力を働かせてさまざまな虫や花などを描くこともできる遊びです。

デカルコマニーのやり方

デカルコマニーはおうちでもできますか?

デカルコマニーは、簡単な道具さえそろえればおうちでも楽しめる遊びです。

それでは、デカルコマニーのやり方を紹介します!

デカルコマニーの方法
1.画用紙を半分に折り、折り目をつける

2.画用紙の左右どちらか半分に、絵の具をつける

3.画用紙を折り目に沿って半分に折り、絵の具を押し当てる

4.画用紙をひらく

用意するものは、基本的には絵の具と画用紙だけでOKです!

ポイントは、絵の具が乾かないうちに早めに画用紙を折ること。時間が経ってしまうと絵の具が乾いてしまい、うまく転写できなくなってしまうからです。

画用紙をひらいたあとは、少し時間をおいて乾かす作業が必要な場合も。

四角い画用紙のまま進めてもいいですが、ちょうちょや星型、ツリー型など、あらかじめ画用紙をカットしてから絵の具をつけるのもおすすめですよ。

デカルコマニーのねらいや特徴、楽しみ方を解説!

ふつうに絵の具で絵を描くこととの違いはなんですか?

続いては、デカルコマニーの特徴や期待される子どもへの影響などを解説していきたいと思います。

絵の具で絵を描くのも楽しいですが、「こっちもやってみたい!」と思えるようなデカルコマニーの魅力をお伝えしていきますね。

左右対称に模様がつく

デカルコマニーの最大の特徴は、「左右対称の絵が簡単に描ける」点です。

普通に絵を描いていると、左右対称に線を描いたり色をつけるのって意外と難しいですよね。

デカルコマニーだと、画用紙を半分に折るだけで左右対称の絵ができちゃうので、子どもも描きやすいですし、図形の認知能力などにも効果がありそうですよね。

偶然に混ざる色彩が楽しめる

デカルコマニーでは、意図せず絵の具が混ざることがあり、時には思わぬグラデーションなどが楽しめることもあります。

絵の具を多めにつけることで、さまざまな色彩が出やすくなります。

偶然混ざり合ったものを親子で眺めて楽しむのも一興です。ぜひ試してみてくださいね!

自主性が育つ

デカルコマニーは、自由な発想で絵の具遊びを楽しめるので、子どもの自主性が育つと言われています

普段のお絵描きだといつも決まった色の絵の具しか使わず、同じ絵しか描きません

そんなおうちこそ、デカルコマニーを取り入れてみましょう!

正解のない自由な発想で色を塗れるので、子どもにとってもいい刺激になるかもしれませんよ。

また、お絵描き自体に苦手意識がある子でも、「うまく描けた!」という成功体験を積み重ねやすいので、ぜひ親子で楽しんでみてください。

感触遊びができる

デカルコマニーは、筆を使わず、指に直接絵の具をつけて感触遊びを楽しみながらおこなうのも◎

水分を多めに混ぜた絵の具を指に塗り、画用紙にぺたぺたと押し付けるフィンガーペイントはいかがでしょう?

それをデカルコマニーの要領で半分に折ると、想像以上の形や色があらわれることも!?

お好きな方法でデカルコマニーを楽しんでみてくださいね。

おうちでのデカルコマニー遊びの前に準備したいもの5選

デカルコマニーをする前に用意しておいたほうがいいものはありますか?

ここからは、おうち遊びにデカルコマニーを取り入れるときに必要なものやあると便利なアイテムを紹介します。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

絵の具・筆

まず、デカルコマニーに必要なのは絵の具や筆といったお絵描き道具。

通常のチューブ式の水彩絵の具が転写しやすく手軽に楽しめます。チューブから直接絵の具を絞って画用紙につけても、おもしろい作品ができあがるかもしれません。

片付けやお手入れを簡単に済ませたいなら、固形絵の具もおすすめ

固形絵の具はチューブから取り出す作業もなく、パレットいらずでそのまま筆につけて塗れます。

転写するにはある程度の水分が必要なので、固形絵の具を使う場合には、大人が水分量などを調節しながら作業しましょう。

画用紙

絵の具をつける画用紙も用意しましょう。

画用紙は、ある程度厚みがあるもののほうがデカルコマニーには向いていますが、あとから切ったり折ったりして楽しむなら、厚すぎないお絵描き帳程度のものを準備すればOK。

真っ白の画用紙のほうが、色の混ざり具合などを楽しめるのでおすすめですよ。

掃除用具

おうちでの絵の具遊びには、掃除がつきものですよね。

汚れるのが気になってなかなかおうちでの絵の具遊びに踏み切れないママパパも多いはず。

デカルコマニーは水彩絵の具を使っても楽しめるので、汚れも比較的落としやすいですよ。

パレットや水入れは、牛乳パックや豆腐パックなど、使い終わった食品容器をリユースするとそのまま捨てられるので便利です。

床についてしまった絵の具は、スポンジで軽くこすって落としましょう。

レジャーシート

おうちでの絵の具遊びの際は、床やテーブルにレジャーシートを敷くと◎

新聞紙でもいいのですが、新聞紙だと何枚も敷く必要があったり、絵の具の水分が多いと破れたりする可能性もあります。レジャーシートならある程度の水をはじいてくれるので汚れもつきにくいです。

100均などで売っているレジャーシートやブルーシートなら、コストも最小限に抑えられますし、たくさん絵の具がついてしまっても簡単に買い替えることができるのでおすすめですよ!

スモッグやプレイウエア

デカルコマニーをするときは、服が汚れることを想定してスモッグやプレイウエアなどを着せましょう

撥水加工が施されているタイプのものだと、汚れも落としやすいですね。

デカルコマニーでおうち時間を楽しもう

この記事では、デカルコマニーのやり方やねらい、おうちでのデカルコマニー遊びに用意しておきたいアイテムなどを紹介しました。

デカルコマニーは子どもの創造力や好奇心を刺激し、きっと親子で楽しめるおうち遊びのひとつになってくれることと思います。

雨の日や暑い日など、おうち時間が増える時期におすすめな遊びですので、みなさんぜひ試してみてくださいね♪

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。